駅エリア特集

駅エリア特集【千種区今池】戦後闇市から始まった雑多なカルチャーと人情が混在するディープな街 〜 今池商店街・ボトムライン・ピカイチ・味仙本店

今回は、市内で最も人気の高い地下鉄東山線と桜通線が乗り入れる「今池」駅を特集します。

地下鉄東山線・桜通線「今池」駅

地下鉄東山線は「名古屋」駅、「伏見」駅、「栄」駅へ。地下鉄桜通線は「丸の内」駅、「久屋大通」駅へ。「今池」駅は市内中心部の主要駅へのアクセスが良好な主要駅の1つです。出入口は12ヶ所。エレベーター付きの出入口も2ヶ所あります。

▲「今池ハードコアは死なず」という商店街のスローガンにふさわしい!?地下鉄駅の案内。

隣駅の「千種」駅にはJR中央線「千種」駅もあり、市外へもアクセスしやすい立地。
バス路線も充実しており、他路線の駅やバス便エリアへの移動もスムーズです。

道路網も発達しており、市内の主要幹線道路が交差する交通の要衝。
市内を東西に横断する広小路通・錦通と南北に走る名古屋環状線が交差しています。
また、錦通の3ブロック北には名古屋駅前まで伸びる桜通が走っており、車での移動も便利な立地です。

▲市内を東西に横断する広小路通/錦通/桜通と南北に縦断する名古屋環状線が交差する交通の要衝

 

駅エリア特集【千種区今池】
  • 伝説の超ナゴヤ人
  • 名古屋子育て情報局dD版
  • ナゴヤ街ブラ都市学会
  • 駐車場×筋トレ調査レポ
  • あつまれAEONの森
  • 銘店探索!はこなトラン
  • 東海圏㍇なんでも相談室
  • 中古マンション漂流記

 

飲み屋街とサブカルの街、近年急増する単身者向けのマンション、古い住宅が混在する特異な町並み

”緑豊かな住宅地”というイメージの強い「千種区」。実は西と東で全く町並みが異なります。
千種区の最西部に位置する「今池」駅周辺は全体として商業地域が中心。
「栄」駅とも少し異なり、「金山」駅や「大曽根」駅と並ぶ名古屋の副都心とも呼ばれます。

駅周辺は飲み屋街やアミューズメント施設、ライブハウスなどの娯楽施設が集まるエリア。
しかしその範囲はあまり広くなく、10分ほど歩くとマンションや戸建が混在する住宅街となっています。

▲駅前商店街は個性的な飲み屋街が集まるエリア。今池では店から店へ梯子酒をすることを「回遊する」という。
▲用途地域マップより。駅前一帯はピンク色の商業地域、濃いピンクの近隣商業地域が中心で、住宅地がメインの東部とは街並みが異なる

広小路通・錦通・桜通・名古屋環状線などの主要幹線道路沿いは商業ビルや大型店などが軒を連ねます。
大通りから脇に逸れると小規模な店舗と店舗併設型の住宅、マンションなどが混在。特に、最近では駅近エリアでワンルームや1LDKなど単身者向けのマンションが多数分譲されています。

▲「今池」駅前エリアには単身者向けの分譲マンションが林立する。投資用としても人気

まさに繁華街と住宅地の両面の表情を持つエリア。

また、今池は戦後早くから栄えた街。そのため、大通りから脇に逸れるとかなり古い建物もちらほら見られます。
築40〜50年以上の戸建の多くは敷地が50坪以上。街の世代交代が進むにつれ、それらの敷地を2〜3分割して3階建の新築住宅が分譲されるケースが増えています。

▲大通りから逸れるとマンションと戸建が混在。古い建物も多いが、利便性の高い立地故に、世代交代が進むにつれマンションや3階建の分譲住宅が増えている。

水資源が豊富な農耕地から工業地へ、そして戦後は闇市から歓楽街へ・・・今池の歴史

湧水で栄えた「古井村」が工場地を経て住宅地へ

現在の「今池」駅〜「千種」駅周辺は、もともと水資源が豊富で農耕が盛んな地域。
古くは飛鳥時代から物部氏の拠点であったとされています。清く冷たい水の尽きない古い井戸があったことから「古井村」と呼ばれていたことも。明治以降は「千種村」となりました。

「今池」という地名の語源は、「馬池」。現在の今池中学校のあたりに水田灌漑池があり、そこで草競馬が行われていたことから「馬池」呼ばれるようになったそうです。

▲今池交差点のりそな銀行前にある馬の像

1900年(明治33年)に国鉄の中央線が開通。「千種」駅の開業後、その利便性の高さから、陶磁器や紡績、織物の工場用地として重宝されるようになりました。

大正時代にはいくつかの紡績工場があるのみで田畑も残っていたそうですが、戦時中には軍需工場などもでき、徐々に賑わうようになりました。

戦後の闇市から始まった「ディープな今池」

軍需工場があったことで、「名古屋大空襲」では千種区西部も大きな被害を受けました。
戦後、空襲被害を受けた工場跡地には学校や公園が作られ、千種区全体が住宅地として発展していきます。

一方、戦後「今池」駅の周辺は闇市の拠点としても賑わうようになりました。

名古屋市は市内東部(八事周辺や千種区東部、名東区など)の宅地開発を推進。市内中心部と住宅地の中間地点にあり、市電の乗り換え駅でもある「今池」駅周辺は、交通の要衝として人通りの絶えない繁華街になりました。

高度経済成長期、商業地としての今池の成長はさらに加速していきます。
個性的なバーや居酒屋などが集まる飲み屋街。
ライブハウスやミニシアター、劇場が集まるサブカルの街。
パチンコ店などの娯楽施設、キャバレーや風俗店などが集まる歓楽街。
これら3つの表情が交錯する「ディープな大人の街」として大きく発展しました。

しかし、バブル景気が崩壊。2000年代に入ると、市内の歓楽街や娯楽施設は徐々に「名古屋」駅や「栄」駅周辺に集約していきました。今年の7月にはコロナ禍の煽りを受け、ミニシアター『名古屋シネマテーク』が惜しまれながら閉館。

2010年以降は、駅前を中心に単身者向けのマンション建設が急増。現在は急速に「住む街」としての印象を強めています。
駅前の風俗店などは徐々に姿を消しつつありますが、『ボトムライン名古屋』に代表される個性豊かなライブハウスやクセのある個人経営の飲食店は健在。
かつての歓楽街のイメージから、今となっては「ディープな街」「マニアックなカルチャーの発信地」として、若者にポジティブに評価されています。

台湾ラーメン発祥の『味仙今池本店』、ドラゴンズファン御用達の老舗中華料理店『ピカイチ』やなどの名物店は、まさに”町の顔”というべき存在といえるでしょう。

今池商店街と「今池まつり」、そして「今池ハードコアは死なず」

個性あふれる店々と人情味あふれる人々で賑わう「今池酒店街」。
その始まりは戦後の闇市まで遡ります。

昭和30年代から始まった高度経済成長期、交通の要衝であった「今池」駅の周辺には数多くの個性的なお店が集まるようになりました。

昭和40年に入ると、今池交差点を中心に今池北商店街・今池東南商店街・今池西南商店街という3つの組合が発足。平成に入り、3組合が協力して祭りを企画することになり、「今池商店街連合会」が誕生しました。

今もなお多くの人を集める「いきいき今池お祭りウィーク」(通称:「今池まつり」)が始まりました。
通常のお祭りはイベンターや広告代理店がプロデュースすることも多いなか、「今池まつり」では商店街の店主が自ら企画・制作・運営します。

また、「今池商店街連合街」は2009年から地域活性を目的としたプロレス団体「今池プロレス」を主催。商店街主催のプロレス団体は全国的にも珍い存在。
1年に1~2回のの有料興行と、「今池まつり」での無料興行を開催しています。

100件以上軒を連ねる屋台は、他のお祭りでは見られない個性的なお店ばかり。
10ヶ所以上ある特設会場では、パンクバンドのライブや大道芸、「今池プロレス」のリングを活用した路上結婚式、カラオケ、子供向けのゲームなど、多種多様で個性的な…いや、カオスなパフォーマンス。
ここでしか出会えない表現で人々を魅了します。

コロナ禍を超えて

多くの飲食業やライブハウス、映画館に壊滅的な打撃を与えたコロナ禍。「今池商店街」も例外ではありません。
30年以上続けてきた「今池まつり」も2020年、2021年と2年間の中止を余儀なくされました。

しかし、闇市の頃から街を支えてきた商店街の老舗店、彼らから影響を受けた飲食店経営者や老舗ライブハウス『BOTOMLINE名古屋』の経営者などなどが中心となり、町おこしを行いました。

その際のスローガンが今池ハードコアは死なず

もともとあった「今池ハードコア」というキャッチコピー。そこに「コロナ禍でも今池の精神は死んでいない」という商店街の思いを込めて「死なず」を追加しました。
地道なイベントや各店の協力もあり、今池商店街は徐々に元気を取り戻していきます。
昨年2022年には、多額の応援金が集まり、3年ぶりに「今池まつり」が開催されました!

今年の「今池まつり」は、9月17日(日)と18日(月/祝)の2日間。
タイムテーブルはこちらから確認できます。

今池ならではのカオスなお祭りが楽しみですね!

 

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編集部イチ推し!ライフインフォメーション

生活利便施設

住む街としての表情を強める「今池」駅周辺には、日常の買い物施設や金融機関も充実しています。

ピアゴ ラ フーズコア今池店(デリスクエア内)

『デリスクエア』はユニーが経営するフードテラス型ショッピングセンター。以前『ピアゴ今池店』があった土地に、2013年にリニューアルオープンしました。

地下にある小規模スーパー『ピアゴ ラ フーズコア今池店』を核店舗として、1・2階には飲食店を中心としたテナントが入っています。

東海エリアではの生鮮食品の質の良さに定評のあるユニーグループですが、口コミサイトを見ると「清掃が行き届いている」「接客態度が良い」などのコメントが見られました。

▲都市型小型スーパー『ピアゴ ラフーズコア今池店』が入った『デリスクエア』はユニーにとって初めて「食」に特化した新たな営業形態

住所:名古屋市千種区今池一丁目30-6
TEL:0570-019112
営業時間:10:00~23:00
ホームページ

イオン今池店

『ダイエー今池店』として1969年(昭和44年)に開業した店舗。ダイエーにとっては中部地方の初進出店舗でした。
ダイエーの営業権がイオンに継承され、2015年に今池店も『イオン』に転換。
2023年現在、「イオン」ブランドを名乗る店舗としては、国内で最も古い店舗だそうです。
『ダイエー今池店』の開業後、周辺を南北へ結ぶ通りは「ダイエー通り」と付けられました。ダイエーからイオンに屋号を変更しても、「ダイエー通り」の名称は継続されています。

建物の老朽化のためか、残念ながら2024年春の休業が予定されています。建物は取り壊される予定で、跡地利用は未定です。

▲食料品売り場は1階。地下に日用品、2階に服飾品の取り扱いがあります。また、3階には比較的規模の大きな『ダイソー』が入っています。

『イオン今池店』については、イオえもんさんのあつまれAEONの森でも特集しています!乞うご期待!

住所:名古屋市千種区今池5-13-26
TEL:052-732-2171
営業時間:9:00〜23:00(2・3階は〜21:00)
ホームページ

ドンキホーテ今池店

雑然と多数の製品が陳列されるドン・キホーテ。その存在そのものが、まさに雑多でディープな「今池」を象徴しています。

おもちゃ箱をひっくりかえして宝物を探すようなワクワクを体験できる今池らしいスポット。
専用駐車場はないため、近隣のコインパーキングを利用しましょう。

▲今池という街のごちゃ混ぜ感や雑多な印象を象徴するような『ドン・キホーテ』

住所:名古屋市千種区今池5-10-1
TEL:0570-058-611
営業時間:24時間営業
定休日:なし

ヤマダデンキ YAMADA web.com千種センター店

桜通沿いにあるインターネットと店舗が融合した最新型店舗。品揃えは通常店の約2倍!
駐車場も広く、店内は見通しの良いワンフロア。最新の家電やパソコン関連商品、ゲーム機器などのほか、日用品やお酒の取り扱いもあります。
また、リフォーム相談やスマホの買取サービスも行なっているとのこと。

口コミサイトを確認すると、商品知識豊富なスタッフのアドバイスで満足のいく買い物ができたという投稿が多数確認できました。

▲桜通沿いにあり、駐車場が広いため車でもアクセスしやすい
▲見通しやすいワンフロアの店内には最新家電、携帯コーナーだけでなくおもちゃや日用品のコーナーも。

住所:古屋市千種区内山一丁目20-37
TEL:052-753-4160
営業時間: 10:00~20:00

千種郵便局

今池の交差点にある千種郵便局は、通常の営業時間外でも対応してくれる「ゆうゆう窓口」が設置されている主要な局の1つです。
早朝や夜間、土日や祝日も対応してもらえるため、出し忘れた荷物がある場合や、不在通知の入った郵便物を平日昼間に受け取れなかった際にも便利です。

▲時間外対応窓口「ゆうゆう窓口」が設置された『千種郵便局』

住所:名古屋市千種区今池4-9-18
TEL:0570-002-713
営業時間:平日 7:00〜21:00  土・日 7:00〜18:00

おすすめスポット

高牟神社(たかむじんじゃ)

「千種」駅と「今池」駅の中間にあり、まさに商業地と住宅地の中間の表情を見せる市街地に佇む小さな神社。
地元住民の散歩コースや子供の遊び場、季節ごとのお祭りなど、生活に馴染む氏神様として親しまれています。

この一帯は古井(古い井戸)と呼ばれ、飛鳥時代に物部氏の拠点があったとされる地域。物部氏の武器庫が神社となったとされています。(社名の「高牟」は武器の「矛」の美称。)
境内で無料で汲むことができる湧水は、「古井の霊水」と呼ばれる地域信仰の水。応神天皇の祝水として産湯に献上されたと伝えられています。

▲応神天皇の祝水として献上されたという湧水。地元の住民がひっきりになしに汲みにくる名水
▲荘厳な御神木が賑やかな今池の街並みを忘れさせてくれる

住所:名古屋市千種区今池1-4-18
TEL:052-731-2900

水道みち緑道

今池の穴場スポットとしておすすめしたいのが「水道みち緑道」。
名古屋市のホームページで紹介されているお散歩コース「千種公園とみずのみちめぐり」の起点となっています。
2番出口から地上に出て、北東方向へ。大通りからひとつ裏路地に入ると、約650mにわたって桜並木が続いていいます。(シーズンではないため桜の写真は撮れませんでした)
名古屋市内でも穴場の桜の名所の1つ。歩道も広いためウォーキングにも最適です。

なんと、元SKE48の松井珠理奈さんの足跡が拝めるスポットでもあります!

▲桜並木で有名な「水道みち緑道」はウォーキングコースとしても人気。松井珠理奈さんのファンは必見!のサイン付き足跡もチェック。

ボトムライン名古屋

地下鉄「今池」駅3番出入口前の左手にある「メトロビル」1階にある老舗ライブハウス。NYの名門クラブ『BottomLine』唯一のフランチャイズ店です。
邦楽ロックバンドや海外アーティストをはじめ、様々なジャンルのアーティストのライブ公演や、イベント・発表会・パーティーなどが開催されます。

建物1階はエントランスとチケットカウンター。2階がステージと客席フロア、そして3階がバーカウンター付きの客席フロアという構成。収容人数は750人。 楽屋1部屋と多目的スペースもあります。

▲今池を代表するお店の1つでもある老舗ライブハウス『ボトムライン名古屋』

隣接する系列店として、ライブやイベント・発表会・パーティーなども開催できるスペース『BL cafe』と、中部圏最大級の音楽スタジオ『BL studio』があります。

住所:名古屋市千種区今池4-7-11
TEL:052-741-1620

今池ガスビル

「今池」駅直結の東方ガス関連の商業ビル。飲食店やガス関連の店舗のほか、会議室やコンサートホールを備えています。駅直結で雨に濡れることなくアクセスできるため快適。

9階にはコンサートや講演会、演劇、発表会などが開催される356名収容のホール。7階には6~162名の6タイプの会議室があります。

ナゴヤめしの名店もいくつかあります。味噌煮込みうどんの『山本屋』やうなぎの『しら河』などの他、フレンチも楽しめます。

▲今池交差点の南西部にある『今池ガスビル』はランドマーク的な存在

住所:名古屋市千種区今池一丁目8-8
TEL:052-732-3211

ピカイチ

創業50年以上の歴史を誇る老舗中華料理店。
ドラゴンズファンの聖地としても有名です。

▲ドラゴンズファンの聖地でもある『ピカイチ』

店内にはユニフォームなどのレアグッズのほか、故・星野仙一監督から譲り受けたとされるものも展示されています。
庶民的でありながら、他の店には真似できない独創的なメニューは各界の著名人も絶賛するほど。店内天井にはずらりと著名人のサインが並びます。

住所:名古屋市千種区今池1-14-5
TEL:052-731-8413
営業時間:平日:18:00〜1:00 土曜・祝日:17:30〜0:30
定休日:日曜日

味仙 今池本店

元祖名古屋名物台湾ラーメンと手羽先の店として市内でも7店舗を展開している『味仙』。 今池にある本店は行列の絶えないお店としても有名で、オープン前から何十組もの待機客が。

▲行列必至の人気店

クセになる辛さと個性的なネーミングセンスで、今となってはナゴヤ屈指の観光名所としての地位も確立していています。
過去の「あまなトラン」に藤が丘店のレポートがありますのでご参照ください。

住所:名古屋市千種区今池1-12-10
TEL:052-733-7670
営業時間:17:30〜翌2:00 (ラストオーダー 翌1:30)
定休日:年中無休

取材後記

千種区内でも特に独立した雰囲気の街「今池」。
「栄」とも違う、「大須」とも違う。住んで遊べるディープな街。

個性的な飲食店が軒を連ねる「遊べる街」と、市内中心部にアクセスの良い「住む街」の両面を活かしたまちづくりが現在も進行中です。

その魅力の深さから、今後も目が離せません。

駅エリア特集【千種区今池】
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veronica
名古屋在住の不動産ライター。方向音痴の宅建士。大学卒業後不動産仲介営業を経験し、結婚で名古屋に転居。現在はポータルサイトで不動産コラムの執筆や企画などを中心に活動中。自称和装が似合うマダム。高校生と小学生のママで、星野源が好きです。