あつまれAEONの森

あつまれAEONの森【中区伏見】名古屋のお土産を買うなら伏見!?御園座に入るイオンの『御園小町』を徹底攻略だなも!!

さあつまれAEONの森のイオえもんです。個人的には2024年は国内のイオンモール新規出店がないため、海外の未訪問のイオンモールに行きたくて今うずうずしています(笑)

そういえば最近イオンモールに大型観光バスが停まっているのを見かけました。外国人観光客と思われる方々がイオンで買い物をしているのを見て徐々にインバウンド需要が回復しつつあるのかなぁと肌身で感じてきているこの頃

さて今回のテーマは【中区伏見】

伏見にイオン・・?

なんて思われる方もいるかもしれませんが実はあるんです!

名古屋の観光事情

【中区伏見】を紹介する前に最近の名古屋の観光事情について少し触れたいと思います。

他県民の知り合い「名古屋で観光するところある?」

イオえもん「名古屋は何もないよ(笑)」

昔からつい自虐でこう答えてしまうことが多い名古屋ですが(かといって名古屋に縁もゆかりもない人に悪口を言われるのは非常に気分が悪い!)

昨年、米タイム誌で発表された2023年度版「世界の最も素晴らしい場所」にて日本では京都と並んで名古屋も選ばれたことや、2023年の地域ブランド調査「都道府県魅力度ランキング」で愛知県は前年の20位から大きく順位を上げて16位・伸び幅としては全国1位の結果となりました。

出典:米タイム誌 The World’s Greatest Places of 2023

米タイム誌の記事でも書かれている通り「ジブリパーク」や「知多蒸留所」、ホテルでは名古屋テレビ塔(中部電力MIRAITOWER)に入る「タワーホテルナゴヤ」や犬山の「ホテルインディゴ犬山有楽苑」が名古屋の魅力として紹介されていました。(厳密には長久手や知多などの施設もあり名古屋市ではなくナゴヤ圏ですが)

このように以前は名古屋の観光地と言えば「金シャチの名古屋城」「シャチのいる名古屋港水族館」「飼育数日本一の東山動植物園」が定番でしたが、最近は世界最大のプラネタリウムがある「名古屋市科学館」、「リニア鉄道館」、「レゴランド」、「ジブリパーク」など次々に新しい観光スポットがオープン。徐々に名古屋の魅力が上がりつつあると思っています。

お土産はどこで購入するか?

観光地としての魅力が上がりつつある名古屋。
観光といえば気になるのはお土産ですね。
みんなどこで購入するのでしょうか?

「ジブリパーク」や「レゴランド」などはテーマパーク内でお土産は買えますが「名古屋・愛知らしい」お土産がいっぱい置いてあるところとなると「名古屋駅周辺(キオスク、エスカ地下街)」か「中部国際空港」くらいでしょうか。購入できるエリアはなかなか限られてきます。

最近では2022年にオープンした名鉄百貨店1階に出来た「名鉄商店」も話題になりましたね。

【中区伏見】はどんな街?

少し話は逸れましたが【中区伏見】について紹介します。(実はこちらが本題)

名古屋の玄関口「名古屋」駅と繁華街「栄」駅に挟まれた名古屋のオフィス街。「伏見町」という町名はなく(昔は存在した)、錦一丁目や栄一丁目と実質栄の一部分のような町名となっています。名前の由来は山城国伏見(現在の京都市伏見区)に住んでいた伏見屋六兵衛という人が移り住んだからと言われています。

▲世界最大のプラネタリウムがある名古屋市科学館と白川公園。

オフィス街・金融街のイメージが強い【中区伏見】ですが、実はオフィスだけでなく観光地としての側面もあります。
名古屋にずっと住んでいる私としては、「名古屋市科学館」「でんきの科学館」「名古屋市美術館」「名古屋市環境学習センターエコパルなごや」がある街。友達は「御園座」に職場見学に行っていたり、小学生の頃は遠足・校外実習に来たイメージです。

名古屋の小学生にとっての【中区伏見】は、今でも遠足にくるイメージなのではないでしょうか?

▲堀川沿いに位置する商業施設「テラッセ納谷橋」。多分伏見に住む人はここに買い物に来る。
▲中部電力が運営する「でんきの科学館」は遠足の定番。
▲建築家・黒川紀章氏の設計で有名な「名古屋市美術館」

お土産も買える食のテーマパーク『御園小町』

▲実はイオン直営なんです。

『御園小町』は2018年に新しく生まれ変わった名古屋の老舗劇場「御園座」の1階に入るお土産や飲食などができるお店。実はここはスーパーマーケットの『イオン』のイオンリテール株式会社が運営しています。

オープン当時は焼き立てパンの販売や夜はバルの営業もしていましたが、現在は残念ながらやっていません。

▲なまこ壁デザインの御園座1階に入る『御園小町』。イオン直営とは一見分からない。

概要

店舗目 御園小町
開業日 2017年12月13日(水)
住所 名古屋市中区栄1丁目6−15 御園座タワ ー1F
駐車台数 なし
営業時間 8時~20時
(オープン当初は平日7~22時、土日祝日10~22時)
店舗面積 約730㎡?(新聞各社によって数字が微妙に違う)
イートイン座席数 約120席

名古屋のお土産が豊富

▲金シャチを中心にお土産が囲む。

店内に入ると、名古屋らしく金のしゃちほこのモニュメントがお出迎えしてくれます。新しく建て直された御園座は「継承と発展」というコンセプトになっており、『御園小町』もそれに合わせ和モダンな内装になっています。

「青柳ういろう」や坂角総本舗の海老せんべい「ゆかり」などの名古屋の老舗お菓子から、「名古屋フランス」や「ぴよりんショコラタルトクッキー」など幅広いラインナップ。

▲私は辛いのはあまり得意ではないのでたまにしか食べに行かない

名古屋めしでも有名な台湾ラーメン発祥「味仙」のカップラーメンやお菓子もコーナー展示されていました。

▲「名古屋」駅にはお酒類の種類はあまり多くない印象。

知多の有名な酒造メーカーの「盛田のねのひ」や「盛田金しゃち酒造」など愛知県のお酒も多く並んでいます。

▲インバウンド狙い?浮世絵柄のグッズコーナーもある。

その他にも御園座では歌舞伎などの日本の伝統文化の公演も行われています。インバウンド需要に対応してか、浮世絵柄のクリアファイルやエコバックなどがあるのも特徴。

ゆったりと飲食できるイートインスペース

『御園小町』はお土産販売だけでなく、御園座の公演中に食べるためのお弁当やおにぎりなども販売しています。また周辺はオフィス街ということもあり、オフィスワーカーの昼休憩などもターゲットに約120席のイートインスペースがあります。

▲どの時間に行っても大体誰かが飲食している印象。

『御園小町』は、観劇を楽しむ「演」、食と酒を楽しみ語らう「宴」、人々が集う場所の「園」、豊かな関係としての「円」、そしてそれらを通じてお客さまと出会えた「ご縁」、
この5つの「エン」が叶う場所という意味も込められている。イートインスペースには大きく「縁」の文字が書かれています。

▲店内飲食する際は店員に申し出るとお盆が付く。

座席はテーブルやカウンター(バルがあった名残でもある)などいろいろな種類があり、一人でも複数人でも気軽に座れる雰囲気。電子レンジや給水機、熱湯もあるのでお弁当やカップ麺も食べられます。

▲レジでコーヒーやソフトドリンクも300円で購入できるが、奥にペットボトルの飲料も売っているのでそちら方が安いと思う。
▲イートインスペースにはコンセントやUSBポートもあるのでスマホの充電やパソコン作業もできる。

劇場内で食べられる弁当

『御園小町』店内で普段販売しているのはイオンで販売しているようなお弁当ですが、御園座で歌舞伎やミュージカルなどの公演がある日は劇場内向けのお弁当が多く並びます。

▲「松浦商店」や「なだ万」など高級料亭のお弁当が並び、エビフライやみそカツなど名古屋めし系のものもある。
▲包んでいる風呂敷はランチョンマットにもなり、最後はお土産にもなる。

その中でも『御園小町』では風呂敷に包まれた「ひざのせ幕の内弁当」が名物。横に長い形状のお弁当で幕内の合間に膝にのせて食べやすいサイズとなっています。

劇場内でしか食べられない「最中アイス」

『御園小町』の売場は1階だけでなく、御園座劇場内2階にもお土産やドリンクを販売する売店があります。その中でも最中アイスはオススメ。

開演前や幕間で購入することができますが、公演を見に来た人しかこの売店には入れないため注意!

▲アイス最中はバニラ、抹茶、小倉の3種で、値段は1個400円(税込)。

一般的な最中よりも軽くサクサク感が強い。その中にアイスクリームが挟まって幕間のおやつにピッタリ。

このアイス最中は大人気で、公演によっては開演前に事前予約が必要だったり、休憩時間がない場合は開演前のみの販売だったりします。そのため、食べたい人は事前に『御園小町』のホームページで確認した方が安心です。

このアイス最中は御園座内限定販売の商品ですが、一応ネットで購入することも可能です。御園座には入れないけど食べてみたい方はいかがでしょうか?→こちら

『御園小町』限定お土産

『御園小町』ではさまざまな名古屋土産を販売していますが、『御園小町』のみでしか買えない限定のお土産も数多くあるので少しご紹介します。

●大須ういろ 御園座せんべい:8枚入 650円(税抜)

▲わかりやすい印字!

小麦粉でできた薄焼きせんべいで素朴な甘みのあるどこか懐かしいせんべいでした。御園座の柄が焼かれているので「御園座」に行ってきたことを伝えるにはちょうど良いですね。

▲商品名で全てを伝えてくるパターン

●パイ工房 ヴィラジュニシムラ 濃い西尾の抹茶 お口の中でほろほろっと・・・なくなるクッキー:12個×2袋 830円(税抜)西尾の抹茶を使用したクッキーで食べるとホロホロの崩れていきます。別バージョンでカクキューとコラボした八丁味噌味もあります。

▲「名古屋に来た!」という満足度を演出してくれます

●シャチホコ柄の御園焼:1個200円(税抜)表面に“シャチホコ”、裏面に“藤”と“扇”と、両面が異なるデザインとなっています。

味はいわゆる「大判焼き」「今川焼」で、粒あんと白あんの2種類あります。

この他にも「御園座メルヴェイユ」、「めいぷるちーずけーき」、ワインなどの『御園小町』限定商品がまだまだあります。

イオえもんおすすめの名古屋お土産

『御園小町』限定のお土産ばかり紹介してきましたが名古屋生まれ名古屋育ちのイオえもんが好きな名古屋お土産を紹介します。

全て『御園小町』でも販売しているため、参考になれば幸いです。

●坂角総本舗 ゆかり黄金缶:10枚入 850円(税抜)

▲金シャチのイメージなのか金色の缶なのもお土産の高級感が出る。

個人的に愛知・名古屋のお土産といえばこれ!!

老舗の海老せんべいで袋を開けた時に、ふわっと広がる海老の香りは最高

甘くも辛くもなく、海老素材の味がしっかりするので無限に食べられます(笑)

●名古屋フランス 小倉トースト味:4個入り 500円(税抜)

▲ダックワーズとおもちで和洋折衷。

ふんわりしたダックワーズにおもちと小豆クリームがはさまったお菓子

イオンなどのスーパーでは個人用の4個入りはよく置いてありますが、名古屋駅などでは8個入り以上の贈答品のパターンが多い印象。

●松永製菓 チョコ生しるこサンド:5個入 1620円(税抜)

▲しるこサンドと生しるこサンドはもはや別の食べ物。

名古屋で長く愛されているご当地お菓子「しるこサンド」の会社が出した、ワンランク上の半生菓子「生しるこサンド」。それにさらにパティシエ柴田氏(シェ・シバタ)とコラボしたのがこの「チョコ生しるこサンド」!

チョコがコーティングされたしっとりしたビスケットにあんこクリームがはさまった贅沢な一品。

●大須ういろ ウイロバー:5個入 700円(税抜)

▲1箱で5種類も味が楽しめるのはうれしい。

名古屋の給食で出てくるほど、ザ・名古屋名物といえば「ういろう」

ビニールから取り出して食べる時、「手について嫌だなぁ」と思うういろうですが

このウイロバーはスティックに付いていて食べやすくておすすめ。

●寿がきや 味噌煮込みうどん:2人前 358円(税抜)

▲カップ麺タイプもあるがやっぱりチルドがおいしい。

イオえもんが死ぬ前に食べたい食べ物第1位の食べ物がこの味噌煮込みうどん(実際死ぬ前にぐつぐつの味噌煮込みうどんが食べられる気はしませんが)

味噌煮込みうどんと言えば「山本屋本店」や「宮きしめん」のものが多いと思います。この「寿がきやの味噌煮込みうどん」は作った時に麺の芯が残りにくいため、個人的にお気に入り。愛知県民以外の人も食べやすいのではないかと思います。

ただチルドタイプなので持って帰るのは大変かもしれません…

●総本家田中屋 生せんべい:358円(税抜)

▲3層になっているのでいつも剥がしながら食べる。

名古屋の南側、半田市の銘菓ですが、イオえもんが一番好きな和菓子なのでぜひ紹介したいのが総本家田中屋の「生せんべい」!

昨今のお菓子の「生」ブームの商品とは違い、この生せんべいの始まりは1560年の桶狭間の戦いまで遡るほど古く歴史のあるお菓子!!

はちみつと黒砂糖の甘みがあるおもちのような触感のお菓子。プレーンの「白」と黒砂糖が入った「黒」の他に数が少ない抹茶味もあるので是非食べてみてください。

ただ賞味期限が1週間ほどと短いので注意。

コンビニ的な一面もある

オフィス街で一際華やかな「御園座」ですが、以前は経営難&老朽化した旧劇場を建て替えるため紆余曲折ありました。積水ハウスと名古屋財界などの支援があったことで2018年に現在の劇場・商業施設・超高層マンション一帯の建物として生まれ変わったのです。

この『御園小町』、主な客層に「オフィスワーカー」「劇場の観客」の他に「上の超高層マンションの住人」がいるのも大きな特徴の一つ。

店内にはお土産やお弁当だけではなく、奥のスペースに冷凍食品やトイレットペーパーなどの日用品も並んでいます。ここで日常の買い物がすべて揃えられるほどではありませんが、ちょっとした買い物忘れなどには便利。まさにコンビニ的な一面も持ち合わせています。

▲洗濯洗剤やごみ袋など明らかに観客向けではない商品も並んでいる。
▲イオン銀行ATMやコピー機もある。

まとめ

【中区伏見】はオフィスだけでなく多くの観光地があるエリア。名古屋らしいお土産が購入できる『御園小町』には限定のお土産もあり、「名古屋」駅や中部国際空港とは少し違ったお土産をゆったり(公演がなければ)と購入できるのは良いポイントだと思います。

特にイオン直営の店舗ということもあり、お土産を購入するのにWAONやイオンペイなどのイオン系決済の他にオーナーズカードも使えるのは非常にお得なのではないでしょうか。

ただ、イオンでは「20日、30日5%オフ~♪」でおなじみのお客さま感謝デーは実施していないのは少し残念でしたが・・・

おわりに

今回は【中区伏見】の『御園小町』を紹介しましたが、地元に住んでいるとなかなか名古屋の観光地やお土産について考えることがあまりありません。

改めて名古屋にはこんな観光地やお土産があるんだ!なんて自分自身新たな発見もあり名古屋に住んでいても知らないことだらけだと実感しました。

この記事を読んでもっと他の地方の人たちに名古屋の魅力がみんなに伝わればうれしいです。

ABOUT ME
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イオえもん
1992年名古屋生まれ。2007年にイオンに目覚め、現在は医療従事者として働く傍ら東海地方のイオンを中心に全国飛び回っています。毎日イオンを補給したいがためにイオンの真横に引っ越したくらいのイオン好き。イオン好きの視点から東海地方のイオンの魅力を紹介していきます。