皆様こんにちは。東海地方で主に風景写真などを撮影している あーる と申します。前回の【緑区 徳重】エリアの僕の記事、もうお読みいただけましたでしょうか?
↓↓↓前回の記事はこちらから↓↓↓
今回の【熱田区神宮前/熱田/熱田神宮前】では名鉄名古屋本線「神宮前」駅を中心に、地下鉄名城線「伝馬町」駅やJR東海道本線「熱田」駅周辺など、いつもより広範囲に散策していきます。
少し時期は違いますが名古屋に夏の訪れを告げる熱田まつりのお話や、少しレトロな『神宮前商店街』の『きよめ餅喫茶室』、びっくり価格のパン屋さん『松川屋義永』などなど…
この地域の魅力を写真を通してお伝えしていきたいと思います。
それでは、僕が捉えてきた「神宮前」という町を紹介いたします。
「神宮前」という町
実は「神宮前」という町は通勤でよく来ていた場所。そこそこ思い入れのある場所なのですが、中でも名古屋市随一の観光スポットでもある「熱田神宮」は特別に思い入れがある場所。
というのも私、2014年に「熱田神宮」で結婚式を挙げたのです。(もう9年も前かぁ…)
現在、名鉄「神宮前」駅は大改装中。かつてあった『パレマルシェ神宮店』が閉店してしまい悲しいなぁ…なんて思っていましたが、今度は東側で新たに『パレマルシェ神宮前店』としてリニューアルオープン。これを見たときはなんだかうれしくなってしまいましたね。
「神宮前」駅東側は観光というより、どちらかというと周辺の暮らしに密接したエリア。ちょっと尖ったお店や不思議なレトロビルなどもあります。観察していると飽きない街並みなんですよね。
「熱田」の町を巡る
七里の渡し
今回のスタートはここ、「七里の渡し」のある「宮の渡し公園」からスタートします。
この周辺は、江戸時代には”宮宿”と呼ばれていた地域。ここから三重県の”桑名宿”まで繋がる海路があったそうです。
その海路がおよそ七里(27.5km)だったことから…って、歴史のお勉強してるとそろそろ眠くなってきちゃいますね。
この場所、風のない日や空がきれいな日には水面に映る景色がとても穏やかで美しいのです。もし訪れることがあれば是非そのあたりにも注目してみてくださいね。
さて、わざわざ中心街ではなくここをスタートとしたのには理由がありまして…
そう、近くにレンタサイクルがあるのです。利便性の高い中心街って、車で移動するには少し不便。撮りたいものがあっても、駐車場の関係であきらめざるを得ないことが多く不満だったんですよね。
今回はレンタサイクルを使った街の巡り方も参考にしていただけたらなと思います。
「熱田神宮伝馬町」駅の南側から
上の写真の通り、暑さと寒さに交互に見舞われてきた11月の過日。この日は長袖に上着を羽織ればちょうどいいくらいの気温で、自転車日和でしたね。
先ほどの公園から少し住宅街へ入ったところには『魚半別邸』という洋館があります。大正13年(1924年)の歴史ある洋館。中も拝見したかったのですが…残念ながら日程が合わず。また別の機会があれば覗かせていただきたい場所です。
名古屋を代表する老舗和菓子店『亀屋芳広』
名城線「熱田神宮伝馬町」駅の南側、旧東海道沿いまで来ると、名古屋の有名和菓子店『亀屋芳広』の本店があります。市内にはおしゃれな外観の店舗もいくつか展開されていますが、本店は至ってレトロな雰囲気で、それもまたいいですね。
前々回の【西区浅間町】エリアを巡っていた時にも思ったのですが、「こんなところにすごいお店が!」なんていう発見があるのがとても楽しいですね。
【西区浅間町】エリアの記事はこちらから↓
すぐ横にはこんな渋いお店もあります。
お魚がおいしそうなお店ですね…そして「いつものランチで!」という語句が言いたいがためにうっかり入店してしまいそうです。時刻は11時30分。ちょうどいいと言えばちょうどいいのですが、スタートしてすぐなのでランチはもう少し悩みたいです。もし気になった方、ぜひ。
さて、南側から「熱田神宮伝馬町」駅を経て、「熱田神宮」方面へ向かうと途中に大きなお寺さんが見えます。
火まつりの神事がある!『秋葉山 圓通寺』
執筆時では公開タイミングがまだわからないので、ひょっとしたら事後になってしまうかもしれませんが…。こちらのお寺では、裸足で燃え盛る炎の上を歩く”秋葉の火まつり“という神事が行われます。
僕の知る限りでは名古屋で火まつりを行うところがそもそも少なく、なおかつ火渡りをする火まつりとなると実はここだけなのでは…?と思います。大変貴重ですね。
『神宮前商店街』へ向かう
あぁ~…この場所はやっぱりいいですね。ひと昔前は本当にシャッター商店街状態で寂しい限りだったのですが…
最近はまた新しいお店も増えてきて、少しずつ賑やかになってきている気がしました。
こちらの商店街についてはdelaDESIGNのカルチャー特集にて深堀りされているので、ぜひそちらをご覧ください!
僕は↑の記事中でも触れられた、『きよめ餅喫茶室』にてお昼ごはんをいただきます。
気づけば時刻は12時15分。お腹がすきました。
うわさのパン屋さん『松川屋義永』へ
このエリアを特集すると聞いて、何としても行きたいなと思っていた『松川屋義永』
店名からはパン屋のイメージがかけらも湧きませんよね。しかし、なんとこちらは学校給食用のパンも製造しているお店なのです。それ故に…かどうかは聞きそびれてしまいましたが、オープンがお昼12時からと少し遅め。
メイン通りから少し入るし、駐車場もないのでなかなか訪れる機会のなかったお店なのですが、今日は自転車です!すごく気楽!
ワクワクしながら店内に入ります。
え…ちょ…子供が食べられるようアレルギーにも配慮されたパン屋さんの食パンで、130円て安すぎませんか…?
訪れた時間が少し遅かったのもあって、お安めのコーナーは割と売れてしまってましたが…それでも大変魅力的なラインナップです。
とりあえず、この日は初めてなので無難に食パンと自分と子供用にアンパンマンをふたつ、それと塩パンをひとつ買っておしまいにしました。
もっとたくさん買いたかったけれど、それは次回のお楽しみ…ということで。
帰り道、せっかくなので外でアンパンマンをひとついただくことにしました。
クロワッサン生地で、あんこもしっかり。鼻とほっぺたの部分もサックサクで、子供パンと侮っていましたが…屋外で買ってすぐ食べるっていう体験も相まって、いやはやとても美味しかったです。
さいごに
今回の記事、いかがでしたでしょうか?後半はもう食べてばかりいましたが、それも自転車で運動しているという実感があってのこと 笑
普段、車で過ぎてしまう場所も、自転車であれば気になった瞬間に足を向けられるのでとても良いですね。
残念ながらメインの人通りはしっかり開発された「金山」駅に取られてしまい、少し寂しい感じもありますが…
その分忙しい感じのない、ゆったりとした時間の流れるエリアだと感じました。
僕の写真で、少しでもこのエリアのいいところが伝えられたなら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。