NAGOYA LIFE in frame

NAGOYA LIFE in frame【緑区徳重】人々の行き交うバスターミナルの昼の顔、夜の顔を捉えて〜徳重アートトンネル・熊野社・お好み焼き まるちゃん

皆様こんにちは。東海地方で主に風景写真などを撮影している あーる と申します。前回の【西区 浅間町】エリアの僕の記事、もうお読みいただけましたでしょうか?

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今回も前回記事のようなスタイルで、僕が気になった場所や物事にフォーカスを当てて、写真を通してその場所の雰囲気や”良さ”みたいなものをお伝えできたらなと思います。

前回の浅間町エリアのように何か特別なイベントやお祭りはありませんでしたが、その分、ありのままの徳重エリアを見ることができました。

それでは、僕が捉えてきた「徳重」という町を紹介いたします。

「徳重」という町

僕のイメージする「徳重」は、この写真で完結していると言っても過言ではないかもしれません。

大きなバスターミナル、併設されたショッピングモール、地下鉄桜通線「徳重」駅…
正直なところ、”目的がなければ訪れる機会のない町” というイメージでした。

しかし、実際にカメラ片手に歩いてみて、驚きました。

県道36号線沿いにはたくさんの飲食店。
『ヒルズウォーク徳重』に併設された『ユメリア徳重』には銀行や図書館、緑区役所の支所までそろっているという、ものすごい利便性。

少し離れて豊明の付近まで足を延ばせば散策に最適な二村山緑地。運が良ければ”飛ぶ宝石”なんて異名を持つカワセミまで見ることのできる勅使池などもあります。

とても自然豊かなエリアで驚きました。

バスターミナルを撮る

バスターミナルの昼の顔

バスターミナルに来るのだから当然バスに乗るんでしょう…? そう思われた方はとても正しいです。

しかし、世の中には僕みたいに日ごろからカメラを持ち歩いている”写真バカ”と呼ばれる人たちがいます。そういう人は、バスに乗るためではなく写真を撮るためにこういう場所に来ることのほうが多いのです…。

人の流れ、時間の流れ、乗り物の流れ…
そういうものを追いかけていると、ある時バチっと偶然がかみ合って面白い写真が撮影できたりする。それがとても楽しいんですよね。

今回は残念ながらそのような瞬間には出会えなかったのですが、ぐるりと一周するだけでもいろんな発見があり、なかなか楽しめました。

少し食べ過ぎてしまった日など、ちょっと運動するつもりで歩くと程よく消化できるぐらいの規模の街だと思います。

バスターミナルの夜の顔

昼間とは打って変わって、人は沢山居るもののどこか気怠さを感じます。どこか、静まりかえっているような気さえします。

徳重エリアは新興住宅街ということもあり、すれ違う人たちの平均年齢も若い方が多かったように思います。

バスターミナルの屋上エリアでは別れを惜しむ学生カップルの姿も。若かりし頃の甘酸っぱい思い出がよみがえるようでした。(うっかり立ち入ってしまい、少し恥ずかしかったです)

駅から少し離れてみる

徳重アートトンネル

駅から東へ歩いて2~3分、扇川沿いにある新徳重橋の道路を下へもぐるように入っていくと見つかるのがこの『徳重アートトンネル』です。

2019年に地元の学生や市内の絵本作家さんが協力して今の姿になったそう。しかし、それ以前は暗く陰湿で落書きも多く、地元住人の悩みの種だったそうな。

熊野社

せっかくなので見どころとして紹介されていた場所の一つ、『熊野社』へ足を運んでみることにしました。

徳重アートトンネルから歩いて15分ほど、飲食店や住宅が立ち並ぶ幹線道路の脇に、木々に囲まれた石鳥居と奥に広がる森が見えてきました。

ここまで歩いてきたところはよく整備された道ばかりだったため、少し緑が恋しくなってきたところでした。これ幸いと、奥へ進んでいきます。

▲ぜぇぜぇ言いながら登りきった先には立派なお宮さん

普段から力仕事と徒歩移動の多い筆者ですが、それでも息切れするくらい長い階段を抜けるとやっと本殿が見えてきました。

ここで特筆すべき点はないのですが、本殿へ至るまでに一点だけ気になるポイントがありました。

こちらはよく見る立て看板ですね。特に違和感もありません。

▲至極当たり前のことがかいてあります。違和感なし。

ではこの看板から少し横へ目をやると…

▲えぇ……?

前例があったんでしょうか。とても気になります。(きっとあったんでしょうね)

お好み焼き まるちゃん

バスターミナルで夜の雰囲気を撮影した後、駅の南側をふらふらと歩いているととても気になるお店を発見しました。

▲まるちゃん…!まるちゃんじゃないか…!

そう、誰もが知るあの国民的アニメにそっくりな看板が目の前にありました。

時刻は19:00。バスターミナルでの撮影でそこそこ時間も使いましたし、歩き倒してお腹はもうペコペコ。そこへ、かつて全巻所持していたキャラクターが目の前に。もう入らない理由がありませんね。

店内に入り、撮影と掲載の許可をお願いすると快く受けてくださいました。本当にありがとうございます。

看板にも書いてあったお好み焼きと、ウーロン茶をオーダー。ワクワクしながら待ちます。途中、マスターが気にかけてくれ話を振ってくださったので、勇気を出して聞いてみました。

「どうして店名をまるちゃんに…?」

マスターは少し困った顔をしながら「かわいくしたかったから」。なんだか理由がかわいくてほっこりしてしまいました。

そうこうしているうちにお好み焼きの出来上がりです。とっても美味しそう!

ふわふわの生地にしっかりしたボリューム。生地に練りこまれた紅しょうがの味わいもアクセントになって、久しぶりに大満足のお好み焼きに出会えました。

▲今、改めて画像を見てもあの時の匂いを感じます。たまりません。

さいごに

徳重エリア、いかがでしたでしょうか?

『お好み焼き まるちゃん』では、途中で入って来られた常連さんらしき方ともマスター経由でお話しさせていただきました。カメラの話やオーディオの話などで時間があっという間に過ぎてしまいました。

一人でふらっと入っても温かく迎えてくれる。それがとても嬉しくて、とても幸せな時間でした。

駅のまわりは新しいものが沢山あり、人々が忙しなく行き交う街。一方で、少し離れると多くの自然や、人情味あふれるお店も見つかります。

この記事で徳重エリアの良いところが少しでも伝えられたなら、それはとても嬉しいことだなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
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あーる
1988年愛知県生まれ。食指が伸びればなんでも経験していくスタンスで生きてきた為、工業高校出身で法律専門学校を経てゲームセンターの店員になるという一貫性のない人生を送ってきた変な人(そして現職は現場系)。写真は趣味を超えてライフワークです。