名古屋子育て情報局dD版

名古屋子育て情報局dD版【西区浅間町】の気になる「育児・教育環境」総まとめ ― 名駅付近でマンション供給増エリアの子育て環境を徹底調査!

今回は地下鉄鶴舞線「浅間町」駅周辺のエリアを調査しました。

実は近年「浅間町」駅~「国際センター」駅の間は、住友不動産やプレサンスコーポレーション、オープンハウスなど、複数のデベロッパーが新築マンションを分譲。地味ながらマンション供給が増えているエリアです。

頑張れば「名古屋」駅まで徒歩で行くことも可能。また、2023年には名駅付近の駐輪場が短時間であれば無償化されたため、自転車を利用すればかなり利便性のよいエリアです。

あまり注目されることのないエリアですが、今回はこの「浅間町」駅の子育て環境について深掘りしていきたいと思います!!

学区について

「浅間町」駅周辺は『菊井中学区』『天神山中学区』『浄心中学区』という3つの中学校学区が隣接しています。

駅がある場所自体は、なごや小・菊井中の学区ですが、学区の境界付近に位置する駅のため、住居購入の際にはどの学区になるかしっかり調べておきましょう。

なお、「なごや小」に関しては2015年に幅下小学校、那古野小学校、江西小学校の3校が統合て誕生した新しい小学校。校舎は2017年に新築された新しい学校です。

この新校舎の評判は上々のようで、名古屋市の公立小において新しい校舎で学べるところは少ないため希少価値があります。

後述のホームページにも新校舎の案内動画が掲載されており、学校側としても推していきたいポイントなのでしょう。

学区の位置関係

上記でも触れた通り、「浅間町」駅周辺は以下の学区が隣接しています。

  • なごや小(→菊井中)
  • 榎小  (→天神山中)
  • 南押切小(→天神山中)
  • 城西小 (→浄心中)
▲「浅間町」駅周辺は1km圏内に4つの学区が混在

具体的な駅からの距離と徒歩所要時間は以下の通り。

  • なごや小:約0.3km/所要時間約4分
  • 菊井中:約0.2km/所要時間約3分
  • 榎小:約0.7km/所要時間約10分
  • 南押切小:約0.9km/所要時間約13分
  • 天神山中:約1.1km/所要時間約16分
  • 城西小:約0.8km/所要時間約11分
  • 浄心中:約1.5km/所要時間約21分

※NAVITIME調べ
※南押切小学区以外は駅から学区範囲まで少し距離があるため実際の通学時間はもう少し短い

駅南部に位置するなごや小・菊井中の学区はかなり好立地にあり、それぞれ駅から5分以内に到着可能。一方、駅北部の学区である城西小・浄心中の学区は11分・21分かかってしまいます。

毎回書いていますが、近年は夏場の気温が非常に高く、名古屋市の小学生・中学生は通学に自転車を使うことが基本的に許されないため、「学校が遠い」というのは住居選びにおいて昔よりも懸念事項になってくるでしょう。

上記の通り、「浅間町」駅は同じ”駅チカ”という環境でも、子どもの通学事情は大きく異なってくるため注意が必要です。

各学校のホームページ

各学校の公式ホームページは以下の通り。

なごや小ホームページ →こちら
菊井中ホームページ  →こちら
===
榎小ホームページ   →こちら
南押切小ホームページ →こちら
天神山中ホームページ →こちら
===
城西小ホームページ  →こちら
浄心中ホームページ  →こちら

どの学校も更新自体はされており、多くの学校で”学校だより”など、必要な情報は掲載されています。

なかでも、菊井中、南押切小は生徒と保護者の学校評価のアンケート結果を掲載中。生徒や保護者から学校がどう思われているか、というのが分かるのは好印象ですね。

さらに南押切小は「教職員の評価結果」まで載っており、学校で教えている教員の方々自身がどう思っているかも分かるようになっています。

城西小は得られる情報がかなり少ないのですが、何故か「校歌が爆音で聴ける」という謎のコンテンツがありました。

どれぐらい需要があるのか謎ですね…(笑)

なお、中学校の部活動に関しては天神山中のホームページには掲載がありませんでしたが、菊井中、浄心中には以下の部活があることが載っていました。

子どもに「中学校でこの部活がやりたい」という希望がある場合、こういう情報が載っているのは嬉しいところですね。
※浄心中の部活動は現時点では非掲載ですが、インターネットアーカイブに残されていた2022年の情報が確認できました

[菊井中の部活動] ソフトテニス部、バスケットボール部、卓球部、合唱部、園芸部

[浄心中の部活動](※2022年5月の情報)
バスケットボール部、ソフトテニス部、野球部、バレーボール部、合唱部、ディベート部

 

各学校の基本データ

では、各小学校・中学校の基本的な統計データをご紹介します。
中学校に進学した際の他の小学校との生徒比率も気になるポイント。
そこで、各中学校学区の全学校のデータを出しました。

小学校の生徒数、学級数

小学校の生徒数、学級数のデータは以下の通りです。
なお、今回から2023年5月1日時点のデータを使用しています。

出典:2023年名古屋市教育調査統計より作成

「浅間町」駅に近い4学区に注目すると、なごや小、城西小は学区が広いだけあって生徒数もそれなりの数となります。一方、南押切小はかなり人数が少ない小規模校です。

南押切小に関しては、不思議なことに現時点では他校との統合計画が進んでいる様子はありません。

2010年に策定された「小規模校対策に関する実施計画」の頃から榎小や栄生小との統合、という話は出ていたのですが、現時点で具体的な話し合い等が行われた記録はありません。

今後どうなるか分かりませんが、南押切小や小規模校のボーダーラインギリギリの榎小の学区に住む場合は、将来的な学校統合が発生する可能性を頭に入れておいた方が良さそうです。

中学校進学時の出身小学校のバランスについては、

  • なごや小の生徒が進学する菊井中はなごや小の生徒しか進学しない
  • 南押切小はかなりのマイノリティになる可能性が高い
  • 城西小は浄心中に進学する小学校で最も生徒数が多い小学校

という感じ。
南押切小以外の学校では「中学校のクラスで極端に知り合いが少ない」という事態は避けられるでしょう。

なお、なごや小→菊井中はメンバーが9年間同一で、半ば小中一貫に近い状況ですが、環境変化に乏しいのは一長一短だと思います。

私立中学進学率

これは、「2022年の公立小の6年生の人数」と「2023年の公立中の1年生の人数」を比較して作成しました。

もちろん、転勤等による引っ越しがあり、私立中学進学を理由としない人数の出入りはあるため多少の誤差は生じますが、大きく外れた数字ではないと思います。

名古屋市内の私立中進学率トップ20の学校は以下の通りです。
※前津中や白山中など人数が少ない学区については転勤等による誤差が大きくなる傾向があるため、その点はご留意ください

▲今回の対象学区は上位にランクインしていない

出典:2022年および2023年名古屋市教育調査統計より作成

上図の通り、今回の対象校は全てトップ20には入っていません。今回の計算手法による名古屋市全体の平均値は約10.5%ですが、今回の対象校は以下の通りとなっており、菊井中以外はそこまで中学受験が盛んなエリアではない、と言えるのではないでしょうか。

  • 菊井中:13.4%(32位)
  • 天神山中:7.6%(55位)
  • 浄心中:7.3%(57位)

ただし、菊井中学区は2021年分譲の『ザ・パークハウス名古屋』を始め、再開発事業により新築マンションの分譲が増えているエリアです。地価やマンション価格が高騰することで高所得層の流入が増え、今後中学受験率が上昇してくる可能性はあるでしょう。

中学校

菊井中、天神山中、浄心中の学級数、生徒数は以下の通りです。


出典:2023年名古屋市教育調査統計より作成

ここで特筆すべきはやはり菊井中でしょう。前述の通り、菊井中はなごや小の生徒しか進学しません。その関係で菊井中で人数が増えることは無く、前項の私立中進学率も考慮に入れると、”5学級”という中学の小規模対策校の基準に入ってきます。

「中学校の統合」というのはあまり前例が無いですが、このエリアに住むのであれば今後の動向は注意しておいた方が良さそうです。

通勤と通学について

今回も頑張って通勤・通学の詳細について調査しましたのでご紹介します。

前回の「今池」駅の利便性が異常に高かったため感覚がおかしくなっていますが、冷静に考えると概ね良好な結果でした。

通勤時間

「浅間町」駅から以下の6駅までの所要時間をNAVITIMEで調べました。

  • 「名古屋」「駅
  • 「伏見」駅
  • 「栄」駅
  • 「久屋大通」駅
  • 「丸の内」駅
  • 「金山」駅

なお、検索条件は
“2023年10月10日(火)の朝8時に該当駅に到着する”
という内容で統一しています。

また、グラフは左から乗車順に並べています。
例えば「名古屋」駅なら、
[鶴舞線に5分乗車→鶴舞線から東山線の乗換に4分→東山線に3分乗車→「名古屋」駅着]
という見方です。

▲通勤事情は申し分なし

もう少し時間がかかってしまうかと思ったのですが、やはり物理的な距離が近いため全主要駅まで20分未満で到着。意外と優秀な結果になりました。
この通勤時間であれば”通勤がしんどい”という事にはならないのではないでしょうか。

通学時間

通学時間は主要中高一貫私立校と、公立高校の市内上位8校(尾張1群・2群のA/Bグループそれぞれ2校)を調べました。なお、中高一貫私立校には遠方の学校もあるため、グラフを分けています。

中高一貫私立校

まず、市内にある比較的近い中高一貫私立校の結果です。

▲名城線の一部は苦手…

上記の通り、
「学校による通学時間の差が結構ある」
という結果になりました。

物理的に距離が遠い愛知淑徳は例外としても、やはり名城線の北部、東部へ行くにはどうしても時間がかかってしまいますね。

逆に、ここに該当しない学校へは概ね30分未満で到達できるため、主に女の子が私立中に通う場合は高い利便性である、と言えるのではないでしょうか。

中高一貫私立校・遠方

若干距離がある、滝と春日丘の結果は以下の通りです。
なお、滝は「江南」駅からバス、春日丘は「神領」駅からバス、という想定です。

▲滝への通学が楽なのは大きい

この2校はどの駅からも「60分未満で到達できれば優秀」という感じですが、2校とも60分を切っています。

滝中学への通学は物理的な距離が比較的近く、最寄り駅まで乗換なしで到達できるため”35分”という特異な結果に。

一般的に名古屋市内から滝中学への通学はかなり時間がかかることを覚悟する必要があります。ですが「浅間町」駅はその例外に位置する稀有な環境だと言えます。

公立高校

公立高校8校の結果は以下の通りとなりました。

▲そこまで苦労する環境ではない

公立高校通学に関しては、物理的に距離が遠い学校(菊里・千種)、元々立地的に通学しにくい学校(名東・天白)もありますが、それでも名東高校以外は40分かからず、それ以外の学校は概ね30分以内に到着可能。

“トップ校・上位校に概ね30分前後で到着できる”というのは結構魅力的だと思います。

周辺環境について

ここからは、「浅間町」駅周辺の住環境について見て行きましょう。
子育て視点でのポイントをまとめると以下のようになります。

  • 公園は数は多いものの玉石混交で、遊具が非常に充実した真新しい公園もあれば、雑草が生い茂る整備が微妙な公園もある
  • 幼稚園・こども園・保育所は充分な数が揃っているため困ることはなさそう
  • 学習環境としては、名駅まで出るハードルはあるものの、中学受験4大塾全てが揃う
  • 高校受験の学習環境としては、実績トップ2の河合塾と佐鳴予備校に容易に通えるのが強み
  • スーパー・ドラッグストア・小児科等、生活必需施設も充実していて文句なし
  • 上記に加え、駅の1km圏内に『イオンモールNagoyaNoriakeGarden』があるので非常に恵まれている

公園や遊び場:公園は意外と充実している

前回の今池編でも書きましたが、都心に近い”いわゆる住宅地ではない場所”は、意外と公園が充実してします。今回の浅間町もその例に漏れず公園は充実。駅周辺の半径1km圏内に広さ1,000m2以上の公園は10個以上ありました。
※正方形だとすると1,000m2の公園は約32m x 32mぐらいの広さ
小さい公園まで含めればかなりの数があり、遊ぶ場所に困ることは無いでしょう。

▲広い公園の数は多いが…

ただ、公園の中身は玉石混交という感じ。綺麗に整備されていて遊具も新しい公園もあれば、雑草が生い茂っており整備が行き届いていない公園もありました。

▲こちらの公園は整備も行き届いており遊具も新しいけれど…
▲雑草が生い茂っており遊具に近づくのが困難な公園も…

現地確認した公園の様子は記事最下部に掲載しています。是非チェックしてみてくださいね。

保育環境:幼稚園・こども園・保育所も充分な数が揃う

「浅間町」駅周辺1km圏内には複数の幼稚園、保育所があり、2km圏まで範囲を広げればこども園もあります。

▲選択肢が多く困ることはない

1km圏内、2km圏内の施設数は以下の通り。

  • 幼稚園 :1km圏内:3園 / 2km圏内:10園
  • こども園:2km圏内:1園 / 2km圏内:2園
  • 保育所 :1km圏内:5施設 / 2km圏内:19施設
    ※保育所は名古屋市HPの「名古屋市の保育所等認可施設・事業所一覧」より抽出。ただし、受入可能期間が短いため(概ね2歳まで)家庭的保育事業、事業所内保育事業、小規模保育事業に分類される施設は除外
    ※私立幼稚園・こども園は「名古屋市私立幼稚園協会」のHPに掲載されている園を抽出
    ※公立幼稚園は名古屋市HPに掲載されている園を抽出

これだけあれば、幼稚園・こども園・保育所で困るケースは稀なのではないでしょうか。
園バスも多くの園で運行されており、具体的な運行状況は不明なものの、通園可能なエリアは広いと思います。

各園のホームページ

幼稚園・こども園の各園のホームページは以下からどうぞ。(保育所は数が多いためご容赦ください…)

  • 西城幼稚園   →こちら※園バスあり
  • 幅下幼稚園   →こちら※園バスあり
  • 第三幼稚園   →こちら※園バスなし
  • 名古屋西幼稚園 →こちら※園バスあり
  • 国風第一幼稚園 →こちら※園バスあり
  • 聖心幼稚園   →こちら※園バスあり
  • 名古屋文化幼稚園→こちら※園バスありだが範囲外
  • 第一幼稚園   →こちら※園バスなし
  • 名古屋教会幼稚園→こちら※園バスなし
  • 枇杷島幼稚園  →こちら※園バスなし

========ここからこども園========

  • 新生保育園   →こちら※園バス情報なし
  • 名古屋遊花幼稚園→こちら※園バスあり

 

学習環境:駅周辺は少し苦しいが困る状況ではない

続いて、「浅間町」駅周辺の学習環境についてご紹介します。

「浅間町」駅の強みは何と言っても「名古屋」駅が比較的近くにあること。
「名古屋」駅は中学受験塾が集中しており、高校受験・大学受験でも河合塾があるため困りません。

詳しく見ていきましょう。

公文式

早期教育でよく名前が挙がる公文式。

「浅間町」駅周辺は公文式の教室は1km圏内に3教室あります。比較的良い距離感で分散していますが、それでもやはり少し距離が離れているため、住む場所によっては小学校低学年時期は送り迎えが必要になるかもしれません。

▲教室数は少ない…

中学受験塾

「浅間町」駅周辺の中学受験塾の状況は以下の通り。

▲名駅に大手4塾が集まる

上図の通り、2km圏内に大手4塾が揃っており、通常の私立中受験で困ることは無いと思います。

また、通勤時間のパートでご紹介した通り、名駅まで12分で到達できるため通塾も非常にスムーズです。名駅校にはトップクラス向けの特別クラスが設けられていることも多く、トップ校を目指す場合にも嬉しい立地。ただし、”小学生が名駅まで1人で通う”という点が気になる保護者もいるかもしれませんね。

公立中高一貫校の受験を志す場合も、名進研名駅校で公立中高一貫校対策教室が開講しています。(実績が無いのが気になるところですが)

高校受験

まずはいつもご紹介している名古屋市内に教室数が多い、いわゆる大手の塾の状況をご紹介します。

▲「浅間町」駅自体に高校受験塾はないが…

「浅間町」駅には高校受験に対応した塾はありませんが、2km圏内には名駅の河合塾含め様々な選択肢があります。近年、河合塾は「河合塾wings」というトップ校をターゲットにした小規模教室を増やしていますが、千種や名駅にある「河合塾」の合格実績もかなり良いです。

このあたりの話は本局の記事を見ていただければと思います。「河合塾」も「河合塾wings」も教室数があまり多くない事を考えると、容易に通える環境であるのは大きな強み。大学受験の際にもこの「河合塾が近い」というのはありがたいですね。

河合塾以外では、2023年旭丘高校の合格実績でかなり数字を伸ばしてトップを奪還した佐鳴予備校も複数の選択肢があります。

「河合塾・佐鳴予備校両方にそれなりに近い」というのは恵まれた環境ですし、この2塾以外にも選択肢は豊富。困ることは無いでしょう。

生活必需施設:『イオンモールNagoya Noritake Garden』が強い

ここからは「浅間町」駅のスーパーやコンビニ等の生活必需施設の状況をチェックしていきましょう。

ポイントとしては、
『イオンモールNagoya Noritake Garden』が1km圏内にある
というところ。

イオンについてはイオえもんさんが記事を書いてくれると思うで詳細は割愛しますが、このモールが近くにあるのは嬉しいポイント。徒歩で気軽に行ける距離ではないものの、この施設だけで様々なシチュエーションに対応可能です。

スーパー・コンビニ

スーパー・コンビニの状況は以下の通り。

▲『イオンモールNagoyaNoritakeGarden』以外にも選択肢が多い

コンビニに関しては駅付近に複数のコンビニがあり、それ以外にも点在しているため困ることは無いでしょう。特に駅の南側は数が多いですね。

スーパーはイオンモールはもちろん、それ以外にも駅北側にフィールがあったり、駅南にも円頓寺商店街のなかに丸一ストアがあります。さらに2km圏まで見ると北側には複数のスーパー、南側にも複数の高級スーパーが点在しており、様々な選択肢があります。

ドラッグストア

「浅間町」駅はドラッグストアも充実。
駅前にB&Dの大型店舗があるほか、1km圏内には4店舗のチェーン店があります。

▲数は多くないものの駅至近にあるB&Dがありがたい

これら4店舗はどれも比較的規模が大きな店舗で、恵まれた環境だと言えます。

小児科

小児科は「浅間町」駅から1km圏内には12件あります。このなかには、休日診療所や、総合病院である名城病院も含まれており、あらゆる事態に対応可能。

▲病院も充実

さらに、『イオンモールNagoyaNoritakeGarden』にある『ナゴヤガーデンクリニック』は土日祝も午前中は診療してくれるため非常に恵まれた環境だと言えます。

個人的おすすめグルメ

グルメ担当のライターさんは別に居るので書く必要はないかと思ったのですが…。浅間町は私にとって少し縁がある土地。常連になっているお店もあるため、少しだけ私の行きつけの飲食店をご紹介させてくださいッ!

『呑ひやら』

ここは夜営業はかなりの予約困難店ですが、平日昼のランチは11:30の開店と同時に入れば食べる事ができます。
ランチで食べられるのは天丼、かき揚げ丼、天ぷら定食で、どれも絶品。

店構えが激渋で、入店し辛さMAX…ですが、本当に美味しいのでおすすめです!

▲常連じゃないと平日のお昼しか入れないけど行く価値はある

『フルット』

円頓寺商店街にあるあんかけスパゲッティ屋さん。
“あんかけスパ”と県外の方が聞くと「甘いの?」ってイメージを持たれるかもしれませんが、実はあんかけスパゲッティはスパイシーな食べ物。

ここは「地元民御用達」という感じで個人的にはナンバーワン。
“甘いパスタはちょっと…”と敬遠していた方も一度は行く価値があると思います。

▲お店はこぢんまりとしていますが、味は絶品!
▲ランチにはご飯とサラダがついてボリューム満点

ちなみに、カレーソースに変更する”インディアンソース”の指定や、無料でタレを増やせる”タレ多め”というカスタムも可能です。

▲どう考えても1.2倍は1.2倍の量じゃあない…ッ!

『アランチャ』

アランチャさんは頻繁にテレビに出ていたり、インスタ等でインフルエンサーの方が多く訪れているためご存知の方も多いかもしれません。
以前は円頓寺商店街の中にありましたが、最近移転して、商店街から少し離れた場所で営業しています。

▲商店街の外にあるが、インパクト絶大な外観ですぐ分かる

移転前は”イタリアン”というカテゴリでしたが、移転後はイタリアンの冠が外れ、何でもあり、という感じに。
最近話題になっているのはチーズオムレツハンバーグ丼ですが、オムライスが3段になっているミルフィーユオムライス、ちょっと変化球なカツ丼など、色んなメニューがあります。

▲オムレツハンバーグ丼はこんな感じ。今はバージョンアップして少し形が変わってます
▲変化球なカツ丼”KO-SOカツ丼”は衣部分のサクサクが別乗せに。

ここのお店は結構頻繁に期間限定の新しい料理が登場しますが、どれを食べても美味しいので超おすすめです。

▲過去には”かき氷が乗った冷やしラーメン”なんてのも(※限定メニューでした)

ちなみに、私はアランチャさんにはかなり頻繁に通っていて、月・火・木の11:30~12:00には約50%ぐらいの確率でカウンターに座っていると思います(笑)

▲期間限定のもの含めメニュー数は多いが、どれも美味しい!

まとめ

以上、「浅間町」駅周辺の状況とその魅力についてご紹介してきました。

  • あまり注目される事は無いエリアだが、通勤の利便性は良好な穴場
  • 駅付近は学区の境界になっていて、学区によっては通学時間が長くなるため注意
  • 公園の数は充実しているものの玉石混交で、良い公園とそうでない公園の差が大きい
  • 幼稚園は子どもの数を考えれば充実しており、園バスを運営している園も多いため選択肢が多い
  • 小児科は駅周辺に充分な選択肢があるうえ、休日診療所や総合病院・土日祝もやっている病院が近くにある
  • 学習塾が集中している「名古屋」駅に徒歩でもアクセスできるため中学受験・高校受験における通塾の利便性は高い
  • スーパーやドラッグストアなど、生活必需施設は充実しており、イオンモールも近くにあるためかなり恵まれている

「浅間町」駅エリアはあまり注目されることはありませんが、通勤・通学地の状況次第ではかなり利便性の良い立地だと言えます。
“子育て”というイメージがあまりないかもしれませんが、学習環境含めて好条件が揃っているため、一考の価値はあるのではないでしょうか。

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【参考】各公園の様子

実際に現地に行って撮影した公園の様子をご紹介します。

新道中央公園

程よい遊具に加えて、飛び出しリスクがほとんどないフェンスに囲まれたグラウンドがある理想的な公園。
自然は少ないが、まさに”こういうので良いんだよ!”という公園。

▲都心部にあるだけあって飛び出し防止のフェンスがきちんと設置されている

江西公園

少し変わった形の公園。複合遊具、ターザンロープ、バスケゴールなど、多彩な遊びができる。
飛び出し配慮は控えめだが、車通りは少ない。

▲変わった遊具が多いのは魅力

桜木公園

縦長の公園だがフェンスに囲まれており安心がある。
複合遊具に加え、富士山遊具もあるため結構楽しめる。

今回、珍しく息子も同行していましたが、この公園は高評価。

▲富士山遊具もあり息子の評価も◎

榎公園

榎小の横にある公園で、”学校公園”として小学校と一体で整備されたもの。
実際に、榎小の校庭とはネット1枚で隔てられているだけで、校庭との境目はあまりない。

公園自体もそこそこの広さがあるが、遊具は控えめ。
遊具スペースとボール遊びスペースが植栽で区切られている。

▲学校とほぼ一体化した公園

花の木公園

西区役所の南にある公園。
遊具が充実しており、ターザンロープや複合遊具に加え、フェンスに囲まれたグラウンドには壁打ちやバスケゴールも設置されている。
訪問した際はかなり賑わっていた。

▲西区役所の南にある公園

上宿第一公園

狭い公園ではないものの遊具が少なく少し寂しい感じ。
全体的に草が生い茂っており、整備状況が良くないのが気になった。

▲雑草が伸び放題。これでは子供を遊ばせられる状況ではなさそう…

城西公園

城西小の横にある公園。
遊具は控えめだが、小さな石垣の丘があり、そこから滑り台で降りたり、上のジャングルジムで遊ぶのが楽しそう。
ボール遊びには少しスペースが足りないかも。

▲少ないながらも楽しい遊具もあり遊びやすそうな公園

鷹匠公園

それなりの広さがあるが、遊具は控えめ。
ここも草が生い茂っており、訪問時には蚊に血を沢山献上することに…

▲遊具が少なく、整備状況もいまいち…たくさん蚊に刺されました

紙鹿南公園

鷹匠公園と似たような感じで少し寂しい。
遊具はそれなりにあるが、訪問時は草がすごくて遊具まで近寄れなかった

▲遊具はそれなりにあるが、雑草が生い茂っており近づけず

【参考】町名と学区のリスト

2023年9月時点における町名と学区の関係については以下の通りです。
(名古屋市ホームページ:「市立小・中学校の通学区域一覧」より)

なお、今回から検索に引っかかりやすくするため、縦長になってしまいますが住所表記をフル表記に変更します。

なごや小学区の住所

  • 愛知県名古屋市西区牛島町
  • 愛知県名古屋市西区押切一丁目(※1)
  • 愛知県名古屋市西区菊井一丁目(※1)
  • 愛知県名古屋市西区菊井二丁目
  • 愛知県名古屋市西区城西一丁目(※2)
  • 愛知県名古屋市西区新道一丁目
  • 愛知県名古屋市西区新道二丁目
  • 愛知県名古屋市西区浅間一丁目(※2)
  • 愛知県名古屋市西区浅間二丁目(※3)
  • 愛知県名古屋市西区那古野一丁目
  • 愛知県名古屋市西区那古野二丁目
  • 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目(※4)
  • 愛知県名古屋市西区幅下一丁目
  • 愛知県名古屋市西区幅下二丁目
  • 愛知県名古屋市西区名駅一丁目
  • 愛知県名古屋市西区名駅二丁目
  • 愛知県名古屋市西区名駅三丁目

※1:なごや小学区/榎小学区が混在
※2:なごや小学区/城西小学区が混在
※3:なごや小学区/城西小学区/榎小学区が混在
※4:なごや小学区/栄生小学区/南押切小学区が混在

榎小学区の住所

  • 愛知県名古屋市西区押切一丁目(※1)
  • 愛知県名古屋市西区押切二丁目
  • 愛知県名古屋市西区菊井一丁目(※1)
  • 愛知県名古屋市西区浅間二丁目(※3)
  • 愛知県名古屋市西区天神山町(※5)
  • 愛知県名古屋市西区花の木一丁目(※6)
  • 愛知県名古屋市西区花の木二丁目(※6)
  • 愛知県名古屋市西区名西一丁目(※7)
  • 愛知県名古屋市西区名西二丁目(※5)

※1:榎小学区/なごや小学区が混在
※3:榎小学区/なごや小学区/城西小学区が混在
※5:榎小学区/児玉小学区が混在
※6:榎小学区/城西小学区が混在
※7:榎小学区/栄生小学区/南押切小学区が混在

南押切小学区の住所

  • 愛知県名古屋市西区則武新町一丁目(※8)
  • 愛知県名古屋市西区則武新町二丁目(※8)
  • 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目(※4)
  • 愛知県名古屋市西区名西一丁目(※7)

※4:南押切小学区/なごや小学区/栄生小学区が混在
※7:南押切小学区/榎小学区/栄生小学区が混在
※8:南押切小学区/栄生小学区が混在

城西小学区の住所

  • 愛知県名古屋市西区城西一丁目(※2)
  • 愛知県名古屋市西区城西二丁目
  • 愛知県名古屋市西区城西三丁目
  • 愛知県名古屋市西区城西四丁目
  • 愛知県名古屋市西区城西五丁目(※9)
  • 愛知県名古屋市西区数寄屋町
  • 愛知県名古屋市西区浅間一丁目(※2)
  • 愛知県名古屋市西区浅間二丁目(※3)
  • 愛知県名古屋市西区花の木一丁目(※6)
  • 愛知県名古屋市西区花の木二丁目(※6)
  • 愛知県名古屋市西区花の木三丁目(※10)
  • 愛知県名古屋市西区樋の口町
  • 愛知県名古屋市西区堀端町

※ 2:城西小学区/なごや小学区が混在
※ 3:城西小学区/榎小学区/なごや小学区が混在
※ 6:城西小学区/榎小学区が混在
※ 9:城西小学区/上名古屋小学区が混在
※10:城西小学区/児玉小学区が混在

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名古屋子育て情報局
1984年生まれ。企画職や事業コンサルを経て、数年前に名古屋に戻ってきた2児の父。名古屋では学区や受験などを含めた「子育て情報」があまりオープンになっていない事に気づき、名古屋の子育て情報をまとめ始める。実は良好な名古屋の子育て環境の魅力を伝えられるよう尽力中。