あつまれAEONの森

あつまれAEONの森【昭和区川名】『マックスバリュ川原店』を完全攻略だなも!『マックスバリュ川原店』VS『ヤマナカ安田店』徹底比較!

こんにちは!あつまれAEONの森のイオえもんです!

今月のデラデザインの全体テーマは【緑区徳重】でしたが、「徳重」駅周辺にはイオン系列の店舗がありません!

ミニストップや『ヒルズウォーク徳重ガーデンズ』の『ディッパーダン』などスイーツ特集にでもしようかな(笑)とも考えましたが…

編集長からの指示により、今回はデラデザイン第1回で取り上げられた【昭和区川名】エリアのイオンをテーマに紹介します!

神社・公園 住みやすい住宅街「川名」を攻略だなも

川名とは

地下鉄鶴舞線「川名」駅の周辺に国道153線や川原通など車通りの多い幹線道路がある一方、広々と子どもが遊べる防災公園の「川名公園」がある住宅エリアでもあります。

▲川名の中心部にある川名公園。広々とした芝生広場があるため、ボール遊びも安心してできる。

川名の由来

南北に流れる山崎川は江戸時代この辺りでは川名川とも呼ばれ水田が広がっていた場所であったことから川苗・河菜・川原が訛ったとも言われています。すぐそばを旧街道である飯田街道が通っているため、当時はもっと賑わっていたのかもしれません。

▲飯田街道沿いに鎮座する川原神社
▲かつてこの辺りでは川名川とも呼ばれた山崎川が今もすぐそばに流れる。

【昭和区川名】マックスバリュ VS ヤマナカ

【昭和区川名】のスーパーマーケット事情は?

地下鉄鶴舞線「川名」駅周辺にはコンビニはあるもののスーパーマーケットはなく北側の国道153線沿いを中心に『マックスバリュ川名店』や『ヤマナカ安田店』などが集まっています。

「川名」駅周辺のスーパーマーケットの比較

マックスバリュ川名店 ヤマナカ安田店 八百鮮川原通店  (参考)
住所 名古屋市昭和区川原通り6丁目2-1 名古屋市昭和区安田通5丁目6番地 名古屋市昭和区山花町34-2
開店日 2005年8月 2000年10月 2015年11月
営業時間 8:00〜21:50 9:30~21:50 10:00~18:00    (日曜日休み)
駐車台数 245台 128台 16台
駐車料金 無料 無料 無料
売場面積 1170㎡ 1766㎡ 約500㎡?
駅からの距離 1番出口から北へ徒歩10分 2番出口から北へ徒歩8分 2番出口から北へ徒歩8分
その他専門店 DCM川原店、白英青など La Sante(ヤマナカ直営のパン屋) なし
駐輪台数 126台 70台 あり
系列 イオン ヤマナカ バロー
主な決済方法 WAON グラッチェカード クレジットも可

「川名」駅周辺のスーパーマーケットを調査してみると、イオン系の電子マネーWAONやイオンペイは『マックスバリュ川原店』のみでしか利用できませんでした。

ちなみにスーパーマーケット以外では健診クリニック『メドック健康クリニック』、ディーラーの『ホンダカーズ愛知檀渓通店』でWAON。『にぎりの徳兵衛』、『証明写真機Ki-Re-i』でイオンペイの使用が可能となっています。

ホームセンターとスーパー『マックスバリュ川原店』

『マックスバリュ川原店』は2005年8月東海ゴルフセンター跡地に『ナフコ川原21店』として開業した店舗です。今池編の『マックスバリュ今池店』の記事でも触れましたが2006年に買収したナフコはせ川の最後の店舗でナフコの看板を掲げていた期間は非常に短かったと思われます。

『マックスバリュ川原店』の概要

店名 マックスバリュ川原店(旧ナフコ川原21店)
開業日 2005年8月
住所 名古屋市昭和区川原通り6丁目2-1
駐車台数 245台
店舗面積 4400㎡(DCM川原店など専門店も含む)
建物構造 鉄骨造地上5階建

 

マックスバリュ東海お馴染みの「じもの」

▲店内に入るとすぐ旬の野菜や果物が並ぶ
▲運営するマックスバリュ東海がおすすめする地元の商品「じもの」が並ぶ
▲イオンには売っていないトップバリュもある

一概にトップバリュといっても三河米豚やルネッサンストマトなどマックスバリュ東海限定のトップバリュもあります。他のお肉やトマトと食べ比べしてみるのも面白いかもしれません。

『マックスバリュ川原店』の専門店

1階にはマックスバリュの他にドラッグストア、クリーニング店、2階にはホームセンターの『DCM川原店』が入っています。

▲2階フロアはすべてホームセンターになっている

2階のホームセンター『DCM川原店』(旧カーマ)は2005年オープン当時から入っています。

▲1階のドラッグストアは実はDCMのドラッグストア
▲総合不動産の『ワントップハウス』。イオンカラーだがイオン系列ではない。
▲DCMと同様オープン当時から入る。

『マックスバリュ川原店』(ナフコ川原21店)の店舗の移り変わり

2005年 2010年 2015年 2023年
屋上 駐車場 駐車場 駐車場 駐車場
4階 駐車場 駐車場 駐車場 駐車場
3階 駐車場 駐車場 駐車場 駐車場
2階 カーマホームセンター川原店 カーマホームセンター川原店 DCMカーマ川原店 DCM川原店
1階 ナフコ川原21店、カメラのアマノ、テレコムランド、タツミヤ、クリーニング白英青 マックスバリュ川原店、カメラのアマノ、ブティックBiBi、クリーニング白英青、カーマホームセンター川原店、ペインテクニック整体MAX マックスバリュ川原店、クリーニング白英青、DCMカーマ川原店、ペインテクニック整体MAX、リサイクルマート マックスバリュ川原店、クリーニング白英青、DCM川原店、ペインテクニック整体MAX、ワントップハウス

『マックスバリュ川原店』の駐車場事情

ホームセンターもあるためか、『マックスバリュ川原店』の駐車台数は245台と周辺のスーパーマーケットよりも多いことが分かります。特に店舗の出入口が交差点になっているため南北どちら側から来ても入りやすくなっているのは嬉しいポイント。

▲交差点から建物に入ってすぐにS字カーブがあるため注意。
▲北側と南側どちらからでも入ることができるため、アクセスしやすい。
▲ユニバーサルスペースとして1階に3台専用駐車することができる。
メリット デメリット
・イオン系サービスを利用するならここ

・8時オープンのため早い

・ホームセンターがある

・駐車台数が多く、入りやすい

・長らく改装されていない

・駐車スペースがやや狭い

・エスカレーターが3階まであるため、駐車するなら3階

マックスバリュ名古屋株式会社の本部

▲旧マックスバリュ名古屋本部。真横にマックスバリュ川原店がある。

マックスバリュ名古屋とは、ナフコはせ川がマックスバリュ中部(現マックスバリュ東海)に買収された際にナフコはせ川が社名変更した会社です。イオングループ後はマックスバリュ川原店真横に本部を移転し、現在もマックスバリュ東海の事務所として利用されているようです。

生鮮強化にリニューアル:『ヤマナカ安田店』

このヤマナカは2000年オープンで、『マックスバリュ川原店』よりも少し古いかな?くらいだと思うのですが、実はもともとヤマナカがこの地に店舗を開いたのは1967年(ヤマナカ8号店)と極めて古い店舗。

現在の『ヤマナカ安田店』は2000年に建て替わった2代目となっています。

建て替え以前の『ヤマナカ安田店』は当時のヤマナカの社長がアメリカ視察に行った際に見た『セイフフェイ』の丸屋根をモデルにしたカマボコ型の建物だったそうです。

▲『ヤマナカ安田店』。2階3階は駐車場

2022年にリニューアルしている

ヤマナカ安田店は実は2022年9月に2週間かけて大規模なリニューアルが行われています。   建物自体の古さは『マックスバリュ川原店』よりも古いものの、改装で全く古臭さを感じません。

▲ヤマナカHPより引用 リニューアルで生鮮売場が拡大
▲ヤマナカHPより引用 上質なフランテ商品の他にも三越伊勢丹ブランドのお菓子も取りそろえる。

 

メリット デメリット
・リニューアルされて商品が充実

・バス停が目の前にある

・車で来た際は西側からでないと入りにくい

・他の専門店が少ない

ジャスコとヤマナカとの関係

タイトルが「あつまれAEONの森」なのに『ヤマナカ』について触れている?と思っていませんか?現在はイオンとヤマナカは特別な繋がりはありませんが、昔はジャスコとヤマナカが業務提携をしていたことをご存知でしょうか。

時代は1970年頃にさかのぼります。

元々イオンの前身は四日市の呉服店『岡田屋』。

『岡田屋』は1965年に岡崎に初の県外進出(現在の岡崎シビコ)しました。しかし、当時『岡田屋』には生鮮食品を扱うノウハウがなかったため、食品部門はヤマナカが出店したことが始まりです。

その縁もあったことから、1969年8月7日に三菱商事が仲介となってジャスコとヤマナカが業務提携をする運びになります。

年配の方なら『ダイヤモンドシティ名西”にジャスコとヤマナカが入っていたことを覚えているのではないでしょうか。『ダイヤモンドシティ名西』以外にも同年代に愛知県にオープンした『ジャスコ瀬戸店』『ジャスコ鳴子店』も衣料品はジャスコ、食品はヤマナカの構成で出店していたようです。

しかしその後はご存知の通り、ジャスコも食品部門を多く取り扱うようになりジャスコ単独出店が多くなっていったことで共同での出店はなくなり現在に至ります。

▲1969年と1975年のジャスコとヤマナカについての新聞記事 。 提携期間は約6年と短命だった

「川名」駅周辺のスーパーマーケットの まとめ

『マックスバリュ川原店』も『ヤマナカ安田店』も、どちらも地下鉄「川名」駅から徒歩8~10分と決して近くはありません。

ただ、『マックスバリュ川原店』はホームセンターやドラッグストアなど他の用事も一緒に済ますことができる点や、朝早くから営業しているため通勤・通学前に寄れる点は良さそうな店舗でした!

しかし、時間帯を分けて何度か実際に『ヤマナカ安田店』にも買い物に行きましたが、こちらの店舗の方はリニューアルしていることもあって食品の品ぞろえ・内装のキレイさ・・・何よりお客さんがどの時間でも賑わっていて活気がありました。

イオン好きなイオえもんでも、残念ながら今回は『ヤマナカ安田店』の方に軍配があがります。

『マックスバリュ川原店』も長いこと改装されていないため、今後の改装でもっと魅力的な店舗になることに期待します!

おまけ:【昭和区川名】のイオン関連施設

おまけ1:ミニストップ名古屋山花町店

▲イートインスペースは6席ある

『八百鮮川原通店』や『とんかつ比呂野』などの店舗が多く並ぶ山花通にあるミニストップ。2010年頃のオープンで元々は山花北どんぐり公園だった場所です。

コンビニなのであまり他のミニストップとは大きな違いはほとんどありません。
ただ、駐車場側(窓側)の売場が本や雑誌類ではなく日用品を多く並べていた配置が特殊でした。

おまけ2:松坂屋ストア前山店跡地

『マックスバリュ本山店』や『マックスバリュ藤が丘店』など、旧松坂屋ストアは現在イオンに吸収されマックスバリュなどになっています。この『旧松坂屋ストア前山店』に関してはイオンと関わる以前に閉店していますが、少しだけ紹介させていただきます。

▲1階に松坂屋ストア前山店があった。

1969年3月1日に『松坂屋ストア前山店』としてオープンし、2006年頃松坂屋が大丸と経営統合する前年に閉店。

つばめ自動車前山町社員アパートの1階に店舗があったようですが、現在はクリニックとデイサービスセンターになっています。

▲裏側を見ると1階はスーパーっぽい建物の形をしているのが残っている。

おわりに

『マックスバリュ川原店』には何度も来たことがあるのですが、今回より一層マックスバリュの魅力を知るために周辺の『ヤマナカ』や『八百鮮』に初めて足を運びました。

広告の違いや店員の活気ある掛け声など、イオンとは違った店独自の取り組みは興味深いものばかり。

改めてそれぞれの良さを考えるきっかけになり、非常に勉強になりました。

 

ABOUT ME
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イオえもん
1992年名古屋生まれ。2007年にイオンに目覚め、現在は医療従事者として働く傍ら東海地方のイオンを中心に全国飛び回っています。毎日イオンを補給したいがためにイオンの真横に引っ越したくらいのイオン好き。イオン好きの視点から東海地方のイオンの魅力を紹介していきます。