皆様こんにちは。東海地方で主に風景写真などを撮影している あーる と申します。前回の【半田亀崎】エリアの僕の記事、もうお読みいただけましたでしょうか?
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今回スポットを当てるのは【中区栄】で行われた『若宮まつり』です。
タイトルの通り、名古屋の街のド真ん中を山車が練り歩くというのはとても珍しいことで、毎年多くの見物客で賑わいます。
今回はそんな若宮まつりの写真や、去年僕が作成した動画などを見ていただきつつ、「こんなお祭りがあったんだ!」なんて発見をしていただいたら嬉しいなと思います。
それでは、僕が捉えてきた『若宮まつり』の様子、ぜひ最後までご覧いただけたら幸いです。
若宮まつりとは?
歴史と由来
約300年の歴史があるお祭りとされ、名古屋三大祭のひとつに数えられます。(ちなみに他の二つは徳川家康の命日に行われる『東照宮祭』、名古屋城城下町の氏神である那古野神社の『天王祭』となります)
開催時期と場所
中区栄にある『若宮八幡社』で行われるこのお祭りは、毎年5月15日と16日の二日間と決まっています。
ん?なぜって…?
すみません、調べてみたのですが、なぜかはよくわかりませんでした…
ですが、日程の決まっているお祭りというのはとてもありがたく、だいたい土日に集中しがちなこういったイベントが撮影せきるというのはとても嬉しかったりしますね。
開催場所は若宮八幡社の境内で、山車のからくり実演のほか舞台での琴の演奏や日本舞踊、稚児舞など様々なイベントが並行して行われます。
山車の巡行
若宮まつりのメインとしては、やはりこの山車の巡行だと思いますので、ここからは写真多めでお送りしたいと思います。
本来は若宮八幡社表の若宮大通から中京銀行手前の道路を曲がってこちら方面に来るのですが…今年は僕が開始に遅れてしまい、裏の路地からスタートすることをお許しください…
さてさて、皆さんの視線の先には…もうお分かりですね?
威勢良い掛け声とともに山車がやってきました。子供たちもがんばって引いてくれていますね。ほっこり。
山車の重さは約4トン。まっすぐ進む分にはあまり影響はないのですが、なにせ名古屋の路地は狭い場所が多い。少しのズレでどんどん路肩に寄ってしまうので、こうして都度担ぎ手が腰を入れ込んで方向を微調整します。
時折ある、低めの電線にも要注意。よいしょっ!と持ち上げて回避します。
時折おひねりをもらいつつ、休憩しながら進みます。今年はちょっぴりペースが速くて、いつもだとこの辺り(七間町通)で割と日が傾いてるのですが…まだ明るくて提灯にも灯りがともっていません。レアですね。
角をまわったあたりでようやく暮れの雰囲気を感じました。山車が止まっておひねりを頂く時には、こうして黒地に日の丸の扇子が掲げられます。
こう、人とのつながりが希薄になりがちな都会において、こんな風にみんなが協力して一つのことをしてるってのがいいですよね。
さて、山車の巡行は中盤戦。ナディアパーク前まで来ました。
個人的にはこのナディアパークと山車が撮影できるのが好きなんですよね。一番名古屋だということが伝わりやすいかなと。
山車の提灯が点灯されると、より魅力的になってきます。この姿が見られるのは日本ならではなので、日本に生まれて良かったなぁ…と感じます(言い過ぎですかね?)
力持ち披露
山車の巡行がひと段落して、再び若宮八幡社の裏手に戻ってくると『力持ち披露』というものが始まります。
これは普段8人で持ち上げてる山車の正面部分を一人で持ち上げるというものです。
少々長いのですが、30秒辺りが力持ち披露の様子になります。これもまた若宮まつりの見どころと言ってもいいかもしれませんね。
そしてフィナーレへ
力持ち披露が終わるといよいよ祭りも終盤、若宮大通へ山車が戻っていきます。
この若宮大通へと山車が戻ってくる時間もなかなかに見どころで、この場所が一瞬だけ歩行者天国みたいになるんですよね。
栄の真ん中でもたまに歩行者天国をやってたりしますが、この場所はお祭りのこの瞬間だけ交通が遮断されるのでなかなかにレアでした。
ここは歩道橋で上から山車を眺められるので、なかなかに大迫力でとてもおすすめ。
その後は境内にもどって宵祭りが終了になります。
さいごに
二記事続けて山車祭りとなりましたが、亀崎潮干祭にも若宮まつりにも、それぞれ違う魅力があるのでどちらかを諦めるのは僕には無理でした…笑
ただ、やはり名古屋の真ん中でこういった山車祭りが見られるというのは大変貴重なことだと思いますので、来年以降機会がありましたら是非見に来ていただきたいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!