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【千種区東山公園】宵の桜に酔う、東山動植物園の春の誘い —『東山動植物園 宵の八重桜さんぽ』で見つける、夜桜の美しさ

皆様こんにちは。東海地方で主に風景写真などを撮影している あーる と申します。前回の『春のありまつさんぽ道』の記事、もうお読みいただけましたでしょうか?

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今回は千種区東山で行われた、『東山動植物園 宵の八重桜さんぽ』の様子をお届けしたいと思います!  

『東山動植物園 宵の八重桜さんぽ』とは

▲入り口ではかわいいスタッフがこんにちは(迷子係

2025年4月5日(土)から13日(日)までの9日間、名古屋の東山動植物園で開催される『宵の八重桜さんぽ2025』(4/7 月は休館日)
 
園内の約200本の八重桜が咲き誇る時期に合わせて、夜のライトアップを楽しむ特別企画で、毎年多くの方が咲き誇る八重桜えを見に訪れます。
 
普段は16時で閉園する動植物園ですが、この期間は20時30分まで開園時間を延長。
入園料は大人500円、小中学生以下は無料と気軽に訪れやすく、地下鉄東山線「東山公園駅」から徒歩3分というアクセスの良さも人気の理由です。桜のライトアップを中心に、夜の動物園散策や特別企画が用意され、都会の中にあっても春の夜を存分に満喫できるイベントとなっております。

さっそく足を踏み入れてみる

▲両サイドの青いラインがとてもよい

今回はあまりメジャーではないとおもわれる”星が丘門”から入門。
その名の通り、星ヶ丘方面からの入門口なんですが、こんな通路になってるなんて初めて知りました。

▲青紅葉!

しばらく進むと青紅葉がいっぱいに!
秋のシーズンは紅葉もライトアップされるので、この通路は真っ赤に染まるでしょうね。

▲こういったベンチ、つい撮りがち

軽く座れるベンチもあり、温かくなった春の宵を緩やかに感じながら楽しむこともできそうでした。

桜と光が織りなす、美しい夜景

しばらく歩くと…

▲目指してきた桜の回廊が

見えてきました!そのものズバリの看板が!

▲奥にひろがる桜の風景が美しい!

奥へ進むとたくさんのお客さんが桜を楽しんでいました。都会だとなかなか桜が密集しているスポットに出会えないのですが、東山動植物園では広大な敷地の中にたくさんの桜が咲いているので、鑑賞しているととても満足感があります。

▲ちいさな咲き始めの桜が色濃くでています

▲寄りで見るとこんな感じ

八重桜の咲き始めって、不思議な感じしますよね。しっかりと花開くと薄いピンクなのに、つぼみの段階ではすごく鮮やかなマゼンタで、小さくてもとても主張が強くてきれいだなぁと感じます。

実はこんな風景も

▲奥行きが美しい

実は奥のほうへ行くと、桜だけでなく竹林のライトアップも見ることができます。
こういった竹林のライトアップってなかなかやってるところが少なくて、最近だと犬山や、京都だと嵐山、あとは私の地元知多市など、それなりに規模があって開かれた場所じゃないと開催されないのでなかなか貴重です。

▲こういう構図撮りがち

竹林を撮影するとき、おすすめなのがこの構図で、広角にしてちょっと見上げて撮影すると伸びやかな感じが表現できてすごく良いです。竹林へ行かれたらぜひどうぞ。

重要文化財もライトアップ

▲リフレクションが美しい

見たことあるよ!って方も多いかなと思いますが、ライトアップされたこの温室を見たことある方は少ないはず。

昭和11年に建築された温室で、現存する温室の中では日本最古といわれています。

▲アップも美しい

英国王立植物園にあるドームをモデルにして作られたそうで、ドーム型になっていることで表面積を減らし、効率的に温室を温められる効果を狙っているとのこと。

難しいことは置いといても、こういった建築物が現在まで残り、ライトアップまでされていると思うとなかなかに感動しますよね。

あとがき

▲さらりと置かれた和風ライトアップ

『東山動植物園 宵の八重桜さんぽ』いかがでしたでしょうか?

東山公園や星ヶ丘のあたりと思うと、それなりに都会なのでこういった景色が手軽にみられるというのは非常にうれしいですよね。

日中に見る桜も当然美しいのですが、夜風に感じる花の香りを感じにライトアップを見に行くというのもとてもよいなと感じました。機会があればぜひご体感いただければと思います。

“ナゴヤ”にはこういった楽しいイベントやお祭りがたくさん存在しますので、写真を撮ることを通してイベントや行事の良いところを紹介できたらなと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ABOUT ME
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あーる
1988年愛知県生まれ。食指が伸びればなんでも経験していくスタンスで生きてきた為、工業高校出身で法律専門学校を経てゲームセンターの店員になるという一貫性のない人生を送ってきた変な人(そして現職は現場系)。写真は趣味を超えてライフワークです。