NAGOYA LIFE in frame

【緑区有松】日本遺産のまちなみとお雛様!カメラを持って『春のありまつさんぽ道』で福よせ雛をたずねる旅

皆様こんにちは。東海地方で主に風景写真などを撮影している あーる と申します。前回の「大智院 節分豆まき式」の記事、もうお読みいただけましたでしょうか?

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今回は緑区有松で行われた、『春のありまつさんぽ道~福よせ雛と町歩き~』の様子をお届けしたいと思います!

春のありまつさんぽ道~福よせ雛と町歩き~ とは

有松について

▲美しいまちなみ

お客様の中に有松の説明が必要な方はいらっしゃいますか…?

というくらい、”ナゴヤ”に住まわれている方におかれましては説明も憚られるような場所ですが、今一度説明させてください。

名古屋市緑区に位置する有松は、江戸時代から続く歴史ある町並みと伝統工芸で知られる地域です。特に『有松絞り』と呼ばれる独特の染色技法は、日本の伝統文化を象徴するものとして多くの人々に愛されています。

 

かつて東海道の宿場町として栄えたこの地は、今なお古き良き日本の風情を残し、訪れる者をタイムスリップしたかのような気分にさせる魅力があります。

 

そのような背景もあり、2019年5月に「江戸時代の情緒に触れる絞りの産地~藍染が風にゆれる町 有松~」として、文化庁より『日本遺産』に認定されたというなかなかに名前の知れた地域となっております。

福よせ雛について

▲とぉー!と聞こえてきそうなお雛さん

お客様の中に福よせ雛の説明が必要な方はいらっしゃいますか…?

はい、たくさんいらっしゃいますよね。説明させてください。

有松では『福よせ雛』というユニークな取り組みが行われています。
これは、家庭での役割を終えた雛人形に新たな命を吹き込み、再利用を通じて地域の活性化を狙ったプロジェクトになるのかなと思います。

 

『福よせ雛』では、雛人形にユーモラスなポーズや小道具を持たせ、日常のさまざまなシーンを楽しく表現することで、見る人に笑顔と福を届けることを目的としています。

 

SDGsの『つくる責任つかう責任』という観点からこういった取り組みが始まっているようで、昨今の地球環境を取り巻く問題への配慮もなされています。

 

有松のまちを歩く

JR有松駅から

▲消えた午前一時…

 

ではでは、早速JR有松駅より歩いていきます。
イオンタウン有松というと周辺のイオンと比べると若干存在感が薄いですが…かなり大きめの立体駐車場があるほか、駅までのペデストリアンデッキがあったりと、ふらりと観光するのにちょうど良い施設であると感じました。

▲この日は雨でしたが、こういったデッキのおかげで楽にまちなみ方面へ行けました

 

見えてきたまちなみ

▲傘を差す人が歩くだけで絵になります

 

有松駅を降りてすぐ、季節になれば鮮やかな枝垂れ柳が見られそうな『山与遊歩道』を歩けば、もうすぐそこに有松のまちなみは見えてきます。

▲イガイガ!

 

よーく見ると、軒先に栗の皮がコロコロと。この道の先、角を曲がると…

福よせ雛発見!

▲気分は 第一村人発見!

 

角を曲がってびっくり、こんな雨の中だというのにお雛様がブランコしています。こういった遊びのあるお雛様は数あれど、軒先でワイルドに遊びに興じるお雛様は初めて見ました。

いやー無事に見つかってよかったと目線を上げると…

▲傘の意味…!

 

今度は屋根の上にもお雛様が。しかも複数!

こちらは屋根の下ではなく紛うことなく屋外なので容赦なく雨を浴びています。いいのか。

しかしながら雨天でも元気に団子を頬張る姿は”第二の人生を謳歌している”感がとてもあり、個人的にはなんだかすこしだけ微笑ましくなってしまいましたね。

あっちにもこっちにも

最初はお雛様が居ることがレアだとおもっていたのですが、まちを歩くと居るは居るは…至る所に当たり前のようにお雛様がいます。

化粧品店のショーケースの中にはパックをしたお雛様が。
信用金庫のウインドウには魔女のキキが。

どちらのお雛様も思い思いの飾り付けやコスプレをして、まちを歩く人々の目を楽しませていました。まち自体が観光資源であることは語るに及ばないと思いますが、それだけに留まらずこうしていろいろな取り組みがされているのはとても楽しいことだなと感じました。

番外編 実は大須にも福よせ雛が

福よせ雛の取り組み、実は日本全国でされているのですが、一番取り組みが盛んなのは愛知県になります。

名古屋城はもちろん、東山スカイタワーや私が取材した文化のみち 二葉館、変わり種で言えば中村警察署でも福よせ雛が行われているそうです。

↓↓↓文化のみちの記事はこちらから↓↓↓

そして注目すべきは大須エリア。あの真っ白な昇竜が特徴的な亀岳林 万松寺でも福よせ雛を見ることができます。

お餅をついていたり…

▲力強い

 

▲説法中ですか…?

 

お坊さんになりきったり…

▲福よせ雛界隈では空を飛ぶことがブーム

 

傘の裏にぶら下がって我々を眺めていたりと、いろいろなお雛様が見られます。これだけ雛人形にも多様性があると、なんだか我々も自由でいいのでは…なんて、少しだけ元気がもらえるような気がしてきますよね。

あとがき

いかがでしたでしょうか?

普通であればお雛様って、丁寧な方はお焚き上げに持って行ったり、箪笥の奥に仕舞われっぱなしだったりすることが多いと思いますが、こうして観光資源として新たにお雛様を活用するというのはとても心が温まるし、手放された方もポジティブになれるのではないでしょうか?

“ナゴヤ”にはこういった楽しい取り組みやお祭りがたくさん存在しますので、写真を撮ることを通してイベントや行事の良いところを紹介できたらなと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ABOUT ME
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あーる
1988年愛知県生まれ。食指が伸びればなんでも経験していくスタンスで生きてきた為、工業高校出身で法律専門学校を経てゲームセンターの店員になるという一貫性のない人生を送ってきた変な人(そして現職は現場系)。写真は趣味を超えてライフワークです。