ナゴヤ街ブラ都市学会

ナゴヤ街ブラ都市学会【中区上前津】駅周辺を再開発マニアが歩いてみた|三井住友銀行上前津支店・Nagoya-Center Tower・UFO信号機etc

皆さん、はじめまして。みー@飛翔と申します。delaDESIGNで初めて担当記事を書かせていただきます。よろしくお願いします。ちょっと緊張しております。笑

建築・再開発・街歩き

私の担当は駅周辺の建築、再開発、街歩きなどです。街並みとかを見ながらちょっと外に出て歩いてみたいなって思えるような記事を書けたらと思っていますので、お付き合い頂ければ幸いです…

普段は「飛翔~リニア時代の新しい名古屋へ」というブログで記事を書いています。再開発、超高層、交通インフラなど特化型の内容となっております。マニアックですがよろしければご覧ください。

記念すべき第一回の記事は「上前津」駅特集!都心の便利な駅ですね。今回はその「上前津」駅周辺の街ブラの魅力を紹介していきます!

そもそも「上前津」駅って?

「上前津」駅は名城線と鶴舞線が交わる駅です。都心部に位置しているので、市営地下鉄の駅乗降客数ランキングでもかなり上位にランクインしています。

昔からあった駅なので、中は結構古め。しかし今、きれいな駅にリニューアルする計画が進んでいるんです。一部は工事が始まっていて、完全に終わるまでにはあと1年半くらいかかるみたいですが、びっくりするくらい美しくなりますよ。

▲デザインが洗練された都会にふさわしい駅に!

これが完成後の駅です。どうですか!今までのくそボロい年季が入った雰囲気が一変します。店舗とかも入るかもしれません。これは期待ですね。

工事の状況は自分のブログで詳しく紹介していますので貼ります。なんだか誘導みたいですが初回なので自分を知ってもらうためということでご了承ください。笑

「上前津」駅の地上周辺はオフィスやマンションなどが入り乱れています。働く街とも言えるし、住む街とも言える、そんなエリアですね。

あとは名古屋きっての商店街、大須への最寄り駅でもあります。ちょっとディープな名古屋文化を味わうこともできちゃいます。そんな上前津周辺の街ブラにいってみましょう!

交差点の角にいきなりレトロ建築が!

交差点の北西角に目を引く建物がありますね。これは三井住友銀行上前津支店です。昭和初期に建てられたようです。

▲交差点の角に堂々たる佇まい。キャバクラの車どいてー!

この威厳、風格。いかにも昔の銀行建築って感じですね。石張りの薄いベージュの外観、荘厳な柱が前面に並ぶスタイル。美しいです。

このようなスタイルの建物が残っているのは、他に伏見の三井住友銀行名古屋支店(東隣に三井住友銀行名古屋ビル、北隣に130mのビル再開発予定)や本町の旧名古屋銀行本店ビル(東隣に広小路クロスタワー)くらいですね。いずれも広小路通沿いのいかにもメインストリートといった立地です。そこから外れた上前津でこのような風格あるレトロ建築が残っているのはレアだと思います。街の素敵なアイコンですね。

▲今でも現役で使われているそう。いつまでも残り続けてほしい!

柱はイオニア式です。コリント式とかドリス式とかいろいろあるので比べてみるのも面白いですよ。

ファサードも左右対称になっています。昔の近代建築は「外から見られること」を強く意識したデザインが多いと思います。角度によって表情を変えるけど、どの方向から見てもかっこいい、みたいな。こういうのって眺めてるだけでも楽しいですよね。

マンションの建設ラッシュ!

さて周辺を歩いてみましょう。周辺では工事現場をいくつか見つけることができます。

▲いたるところでマンション工事中

こちらでもマンション工事中。現在建設中なのは最大でも15階程度のマンションです。「上前津」駅周辺はNagoya-Center Towerが100m級超高層ですが、それ以外は際立って高い建物は少ないです。

個人的な話ですがビル好きとしてはNagoya-Center Towerはデザインもよくて結構好きです。なんかまた自分のブログへの誘導みたいになっちゃいますが、詳しくはこちらに書いていますので超高層好きな方はこちらへどうぞ。笑

▲マンションは基礎工事段階。右の工事は冒頭紹介した地下鉄出入口のリニューアル

ひとつ気になる現場を発見しました。大津通と前津通の交差点北東角です。15階建ての普通のマンションなのですが、建築計画のお知らせ看板を見ると用途に「博物館付き」と書いてあります。マンションの低層部に博物館?店舗とかならわかりますが、博物館は初めて聞きました。

建築主は三菱地所レジデンスです。規模的にそれほど大きくはないと思いますが何ができるか注目ですねー

▲道の先に増える高層ビルで名古屋の発展を実感

最後はその交差点から北を見ます。奥にタワークレーンが建っています。こちらは野村不動産による23階建てタワマンです。最寄りが矢場町になるので、上前津特集の今回は軽く触れるだけにしますね。

そして奥に見えるのは中日ビル。栄まではこの距離感です。それにしても道の奥に高層ビルが見えるのはたまりませんね~。好きです。

大須エリアに足を運ぶ

次は大須に行ってみましょう。最初に書いた通り、「上前津」駅は大須エリアへの最寄り駅として使えます。大須観音に用がある場合はそちらを使った方が良いと思いますが、商店街なら「上前津」駅からのアクセスも便利ですよ。

さて何を書こうか迷ってしまうのですが、ここは自分らしくマニアックな目線で行きます。たぶん大須のおいしいお店とかおしゃれなカフェとか紹介している方は既にたくさんいると思うので、かぶらないようにします。

▲大須では個人の小さな商店も大型の商業ビルも元気いっぱい

名古屋一の大商店街、大須。ここはまさに何でもありの街ですね。若い女子に人気のおしゃれなカフェも、マニアックなパソコンやゲームの販売店も、お年寄りが立ち寄りやすい喫茶店や衣料品店も、何でもそろいます。だから客層も本当に多岐にわたります。それが街の多様性を生み出し、大須というディープエリアの魅力を高めてくれていると感じますね。

今、商店街は全国的に厳しくなってきています。特に地方だとその傾向が顕著です。自分は全国へおでかけするのでシャッター通りの商店街も多く見てきました。しかしここ大須はそんな心配まったく必要ない!と思うくらい元気です。

▲仁王門通りと新天地通りの交差点

上前津から一番近い大須エリアへの入り口は、商店街南東のふれあい広場ですね。大きな招き猫がいるのでわかりやすいです。

この屋根は昔はなかったのですが、少し前にできました。おかげで雨でもぬれずに済みます。建築的に注目すると朱色の組物が見えますね。もともと組物は中国で生まれた屋根を支えるための部材です。日本でも仏教の伝来とともに寺社建築で普及し始めました。

まあこの部材はたぶん実際に構造で気に屋根を支えているのではなく飾りだと思いますが、細かいディティールがいいですよね。

さあ次は大須の変わった信号機を紹介します。通称「UFO信号機」です。どんな信号なんでしょうかね??

▲同型のタイプは全国で姿を減らしつつあるため気になる方はお早めに!

答えはこれ。車両用と歩行者用の信号が一体化しています。正式には「懸垂型交通信号機」というそうです。よく見るとこの信号は1本のアームで上から支える形になっています。全国に数か所しかない激レア信号機です。

なぜこんな形になっているかというと、近くの歩道に水道管が埋まっていて柱をたくさん立てる場所がなかったからだとか。なので1本の柱で、1本のアームで済むこのスタイルになったそうです。

アーケードから少し離れて赤門通沿いにあります。目立つのですぐわかると思います。おしゃれなお店もいいですが、こういったところに目を向けてみるのも面白いですよ~

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最後に大須の風景の移り変わりをご紹介。大須といえばやはり商店街なのですが、高層化の波が押し寄せているのは事実です。

▲タワーと商店街も組み合わせも日常の風景に

最近18階建てマンションが2棟完成しました。ご覧のようにアーケードの奥に高層マンションが見えます。これからもこの傾向は続いて行くのではないかと思いますが、きっと大須の多様性というアイデンティティが変わることは当分ない気がします。多くの人が集まり賑わうこの良さがずっと続き、皆を引き付ける街であり続けるでしょうね。

「上前津」駅周辺の街歩きは楽しい!

いかがでしょうか。上前津はオフィスとマンションが入り乱れるエリア。大須への入り口でもあって便利な場所です。建築、街ブラ的な視点で見ても楽しい街です。ぜひぜひ駅を降りて、街を歩いてみてくださいね!

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ということで初めて記事を書いてみましたが、なかなか難しいですね。笑
自分のブログよりはわかりやすく書いたつもりですが、まだまだ改善余地があると思いますのでこれから頑張ります。次回もお楽しみに!

ABOUT ME
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みー@飛翔
1996年名古屋生まれ。物心ついたころから都市開発を追っかけています。専門ブログ「飛翔~リニア時代の新しい名古屋へ」を運営しています。地形や街の成り立ちも好き。ここではビルを中心に、街を歩くのがちょっと楽しくなる街ブラ記事をお届けします。