"ナゴヤ経済圏"企業探訪記

【北区名城公園】『IGアリーナ』開業式典に潜入!1万7,000人収容の国内最大級施設、なんとラウンジも…?【番外編/後編】

隼河ジョンです。今回の「”ナゴヤ経済圏”企業探訪記」も前回に引き続き番外編です!

今回は……?

さて、今回は先月に引き続き外に出て撮影するところから始まります。

今回取材の日付は五月三十一日……そう!皆様もうご存じかと思いますが、IGアリーナのオープニングイベント「Experience The Arena」に潜入してきました!

この日は、TOBEの滝沢秀明さんが総合演出を手がけた圧巻のオープニングアクトで幕を開け、音楽、スポーツ、芸術が融合したまさに「未来のエンターテインメント」を体感できる一日となりました。会場に足を踏み入れた瞬間から、まるで別世界に飛び込んだような興奮が止まりませんでした!

会場に響き合う驚きと感動の序章

イベント開始前、10:05 AM JSTの時点で会場に足を踏み入れた瞬間を捉えた写真をご覧ください。

青と紫の光が交錯する幻想的な照明の中、天井から垂れ下がる巨大な布が優雅に揺れ、IGアリーナのロゴが浮かぶ巨大スクリーンが観客を迎え入れます。床にはまだ準備中のプロジェクションマッピングの光が映り込み、スタッフや観客が静かにその瞬間を待ちわびる様子が印象的です。観客が前列に並び、期待に満ちた視線がステージに向けられているのが分かります。この光景だけでも、特別な一日が始まろうとしていることを予感させました。こういったものに参加したことのない出不精の私のテンションは上がりっぱなしです!

さて、巨大な8面構成のビジョンや、全長220mのリボンビジョンがキラキラと輝き、アリーナの床にはプロジェクションマッピングが映し出されるこの風景は、アリーナ経験のほぼない私にすら、素晴らしい施設であることが一目瞭然です!コナン映画なら爆破される施設

と、忘れてはいけないのが席ですね。この数十分座るものですし、皆様も気になるかと思って一応撮っておきました。

クッションもあり座り心地は抜群でした。家の椅子と取り替えたい

はじまり

さてはて、腰を落ち着けてから十分ほどでイベントが始まりました。NHK名古屋青少年交響楽団の壮大な演奏でスタート。レーザー光線が会場を切り裂く中、指揮台に立ったのは、なんと元レスリング金メダリストの吉田沙保里さん! アスリートとしての力強さと優雅さを兼ね備えた彼女の指揮に、会場からはどよめきと拍手が沸き起こりました。クラシックの荘厳な響きと最先端のテクノロジーが融合し、観客を一瞬で引き込む演出は、まさに滝沢さんの手腕が光る瞬間でした。

写真が……ブレブレだったので泣く泣く割愛させていただきます。

宇宙から名古屋へ、未来への第一歩

アリーナの天井に吊るされた球体照明が七色に輝き始めると、プロジェクションマッピングが動き出します。宇宙空間から地球、日本、愛知県、そして名古屋へとズームインしていく映像は、まるで壮大な映画のオープニングのよう。最後には「IGアリーナ」のロゴがドーンと現れ、「ここから世界へエンターテインメントとスポーツを発信する!」という気概がビシビシ伝わってきました。
続いて登場したのは、愛知県出身のプロフィギュアスケーター、村上佳菜子さん。インラインシューズを履いた彼女が、アリーナを滑ります。花々が咲き誇るプロジェクションマッピングと相まって、まるで花の海を舞うような幻想的なパフォーマンスに心を奪われました!

画像は……画像は……許してください(血涙)

新時代の文化発信地を宣言!

プログラム「少年と命の誕生」では、ビジョンに映し出されたCGの赤ん坊が成長していくストーリーが展開。そこに登場したのは、TOBEのTRAINEEユニット・wink firstの島田泰我さん。堂々としたダンスパフォーマンスとともに、彼が力強く宣言した言葉が忘れられません。「ここは、新しい時代を作る無限の可能性を秘めた文化の発信地。音楽、スポーツ、芸術。日本が誇るすべてのエンターテインメントを世界中に届けます!」 笑顔がいい!写真もようやく撮れた。

引きの画像も入れてみると、なかなか広い施設なことが改めてわかります。推しのイベントもここでやってほしい

日本の伝統と現代の融合


雰囲気が一変し、真紅の照明が会場を包み込むと、和太鼓演奏チーム「まといの会」が登場。滝沢さんが長年大切にしてきた和太鼓の力強いリズムがアリーナに響き渡ります。そこに現れたのは、力士・若隆景さん! 四股を踏む姿に合わせて和太鼓が鳴り響き、プロジェクションマッピングで日の丸が浮かび上がる演出は、日本の伝統文化と国技の美しさを現代的に表現した圧巻のシーン。ここで印象的だったのが太鼓の音!低音がしっかりと響くいい空間であることがわかりました。

スポーツとアートの邂逅


続いて、ネオンライトで作られたスポーツモチーフを手にしたダンサーたちが登場。彼らが指し示す道の先には、プロバスケットチーム・名古屋ダイヤモンドドルフィンズの今西優斗選手と加藤嵩都選手が! ダンサーたちの動きに合わせてドリブルで進み、最後に見事なシュートを決めるパフォーマンスに、会場は大盛り上がり。シュートの瞬間、アリーナ全体に光るゲートが現れ、まるで新たな世界への扉が開かれたかのようでした。

豪華アーティストとアスリートの共演


そのゲートからオープンカーに乗って登場したのは、三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典さんと乃木坂46の遠藤さくらさん! さらに、高橋大輔さん、村元哉中さん、荒川静香さん、鈴木明子さん、村上佳菜子さんといったフィギュアスケートのレジェンドたちが続きます。アーティストとアスリートが一堂に会するこの瞬間は、まさに「IGアリーナ」のコンセプトを体現する華やかなクライマックス!
フィギュアスケーターたちによるしなやかなパフォーマンスは、ファンタジックな音楽と光の演出に彩られ、まるで夢の世界にいるよう。最後はスケーター、ダンサー、球体照明、プロジェクションマッピングが一体となり、息をのむようなラインダンスでフィナーレを迎えました。

IGアリーナ、これからのエンターテインメントの聖地

この日のオープニングアクトは、音楽、スポーツ、芸術、そして日本の伝統と最先端技術が見事に融合した、まさに「新時代のエンターテインメント」を体現するものでした。IGアリーナが掲げる「世界へ発信する文化のハブ」というビジョンが、観客一人ひとりの心に深く刻まれた瞬間だったと思います。

  • イベント情報
    IGアリーナ オープニングDAYs Experience The Arena
  • 日時
    2025年5月31日(土)午前10時30分から午前11時30分まで
  • 会場
    IGアリーナ メインアリーナ(名古屋市北区名城一丁目4-1)
  • 演出
    滝沢秀明(TOBE)
  • 内容
    ・オープニングアクト(演出:株式会社TOBE代表取締役 滝沢秀明氏)
    ・主催者式辞、来賓祝辞
    ・開館セレモニー(鏡開き)
  • 出演
    NHK名古屋青少年交響楽団、吉田沙保里、村上佳菜子、wink first(島田泰我)、まといの会、若隆景、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(今西優斗、加藤嵩都)、岩田剛典、遠藤さくら、高橋大輔、村元哉中、荒川静香、鈴木明子 ほか
※以上の情報はIGアリーナの公式サイトなどをもとに書いております。

……と、これだけでは終わりません!次はIGアリーナを探索していきましょう!

ラウンジ見てきた

二階に上がると収容人員は最大430名のレミアムラウンジ「d CARD LOUNGE」を設置しています。こちらは、特別な方(ラウンジ利用権付きチケットを購入した来場者のみ)が入ることができるラウンジとなっており、ラウンジ内で飲食を楽しみながらイベントに参加できます。

ラウンジは、入場してすぐの中央部分がスタンディングエリアとなり、その左右に尾張地域、三河地域をイメージした2つの異なる装飾の空間を用意。ソファに座って飲食しながら、またアリーナを望めるカウンターでドリンク片手にイベントを楽しむことが可能となっております!
こちらは三河エリアの写真です。
見てわかる通り、IGアリーナとは世界観を共有しつつも高級感や特別感を感じる空間になっているのがわかります!

中に入った時の感覚は、IGアリーナの熱気に包まれるような空間とは違い、一歩引いて余裕をもって観戦、というような部屋のようでした。それでも、一体感を感じられそうな素敵な空間は、高級な雰囲気と合わさり素晴らしいと感じました!

2つのバーを設置

さて、ここには四つの提供場所がありそれぞれ以下のようになっています。
六 ROKU SUNTORY PREMIUM BAR……ジャパニーズウイスキーやプレミアムジンなどを中心に提供

The PREMIUM MALT’S 神泡。Bar……ザ・プレミアムモルツをメインに提供
職人がその場で握って提供する握り寿司や愛知らしさを意識した創作料理を提供する料理店舗二店舗設置するようでしたが、今の段階ではまだわかりませんでした……。

テーマパークみたいだな……

そしてなんと、尾張ゾーンには隠し部屋が用意されています。
この真ん中の部分なんか……変?
ドドン!!

ドアあるぞぉ栗原ぁ!

中に入るとこんな感じです。えっ今日ここで試合見ていいんですか!とかになったら成仏しそう。私はここで推しのライブを見るまで死ねなくなりました。これで推しが引退したらゾンビーです

……さて、よく見てみるとこの隠し部屋いろんな装飾や飾りが置かれていますね。推測というか妄想ですが、仮にアイドルやアーティストのイベントをするとしたら、ここの部屋の調度品が全部専用品に置き換えられて、値段がとんでもなく跳ね上がるんじゃないかという妄想をしています。多分ですがこれで警備員つけて一回百十五万円とかどうですか値段知らないんですが
そしてこちらが隠し部屋からの眺めです。やっぱりめっちゃ広いですねぇ……

隠し部屋やラウンジは、アリーナとカーテンのような素材で区切られていて、開ければ試合を見ながらゆっくりとくつろげる場所に、閉めればプライベートな空間になる素敵な場所でした!

では最後に、四階あたりの席から撮った全景を見てみましょう!
立ちを含めて一万七千人を収容できるアリーナ、写真などで少しだけ見てまいりましたが、読者の皆さまにはぜひ!何らかのイベントで訪れていただきたいです!

おわりに

今回は二か月続けて特別編ということでやってまいりました!カメラの扱いなどでどうしても満足に取材できたとは言えませんでしたが、少しでもIGアリーナについて気になってくれたらうれしいです!
次回は通常の回に戻っていきますので、これからも応援よろしくお願いします!隼河ジョンでした!


ちなみにこれはどこか Liminal Spaceみを感じるIGアリーナの階段です。こういう雰囲気もとても好きなので個人的に大満足でした……

ABOUT ME
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隼河ジョン
2002年生まれ。一時期は企業を擬人化して脳内で同人誌を書いていた異常証券マン。企業や経済活動を擬人化してニヤニヤしているとは言えず、適当に言い訳しつつ情報収集をしている。名古屋圏に数多くある製造業や、新しい企業を知ることで、皆様の知らないナゴヤをお伝えできるよう奮闘中。