銘店探索!はこなトラン

銘店探索!はこなトラン【千種区昭和区名古屋大学】アンピオフューメ、The CAFE eat salon・・・思い出の地で最大限の感傷を込めて

まさかの「銘店探索!はこなトラン」始まりますよ!

初めまして。名古屋の大家「はこ」と申します。
あまなっとう兄貴と同じく食に貪欲、名古屋の色々なお店を食べ歩いてます。食欲以外の欲にも忠実なタイプです。

そんな僕がどうしてこのコーナーを任されることになったのか…

最高の銘店を凄まじい情報量と表現力で紹介していた「銘店探訪!あまなトラン」。
みなさんお店選びに活用しまくってましたよね。

僕もあまなトランで紹介されたお店は全部Googleマップに保存していますよ。
正直、いつもそれ見てお店決めてますよ。

そんな時に流れてきた衝撃のニュース。

あまなトラン休止!!!

そりゃねぇぜ、あまなっとう兄貴!
僕たち食事難民はこれからどうやってお店を選んで行けば良いんだよ…


とショックを受けていても、仕方がないものは仕方がない。

40代男性の僕が当たり前のように四十肩になるくらい仕方のないことです。

でもさ、素敵な食べ物屋さんこそ街の魅力ですよね!
街の紹介に飲食店の紹介ないなんて有り得ませんよね!

お前にやれるのか?やれます!やります!やらせてください!

自分の脳内で謎の天啓を受け、ouki編集長にすぐ連絡。
色々あって若干弱みを握っている(?)僕の頼みを編集長は断れるわけもなく、このコーナーが実現しました。というわけで…

「銘店探索!はこなトラン」

あまなトランとの比較はやめてね、泣いちゃうから。苦言はオブラートに包んでね。
そんな願いを込めて始めます。

実は思い出の地、名古屋大学

▲我が思い出のカレー。詳しくは本文で。


これはなんの運命なんでしょう。
こうして始まった「銘店探索!はこなトラン」の第一回目、場所は名古屋大学。

わたくし、諸事情により20代の全期間、このエリアをメインの行動範囲に生きてました。
思い出がフラッシュバックします。
当時の彼女と………家族の目にも触れるのでやめましょう。。。

「名古屋大学駅」周辺、名古屋大学と南山大学が並ぶ学生街。
学生向けのお店ばかりと思いきや、職員や院生、留学生も相当な数いるエリア。
だからこそ、大人向けのユニークなお店も結構有るんです。

気軽に入れて美味しい手打ちパスタがいただける『アンピオフューメ』

四谷通沿いのマンション1階にある『アンピオフューメ』。このマンション、実は大学時代の彼女が住んで…(以下自粛)

日によって満席だったり貸切の場合もあるから、予約しておくと安心。
近所に愛されているお店なのがわかります。
木の温もり感じる店内、ご夫婦?二人でアットホームな空気。
デートにもファミリーにも良いですね。

ランチは前菜・パスタ・デザートで税込2200円。

▲前菜盛り合わせ、レバーは臭み全くなくて丁寧に調理されてることわかります。
▲アスパラとホタルイカのパスタ。この旬の味が染み込んだこのオイルに浸かりたい。
▲ボロネーゼ・ヴィアンコ。手打ちチカテッリ。パスタの種類ってわかりませんよね、僕もわかりません。ショートパスタだそうです。モチモチです。
▲菜の花パルメジャーノ。さっぱりオイルとパルメジャーノチーズのコクが素敵なマリアージュ。
本日のデザートはプリン。なめらか系で甘めしっかり。

 

名古屋大学構内のオシャレカフェ『シアトルエスプレスカフェ』

名古屋大学構内、実は散歩にちょうど良いんですよ。広くて視界が開けてて。

▲芝生の奥に見えるのが「豊田講堂」。これだけ広い青空、見られる場所はそう多くありません。
▲名古屋大学ES総合館。モダン建築を見ながら歩くのも楽しい。名古屋大学はノーベル賞受賞者が多いので豪勢な記念館がいくつもあったりするのです。

そんな構内には何十もの学食や飲食店があります。
その中でもオシャレで居心地いいのが『シアトルエスプレスカフェ』。
その名の通り、シアトル式エスプレッソベースのカフェです。

▲シアトルにいるかのような気持ちになるぐらいオシャレな外観。シアトルがどんな場所かわかりませんが…
▲天井がこれだけ高いと特別感が半端ないです。
▲ラフに紙コップと紙皿で出てくるけど、シモネリのエスプレッソマシンできちんと淹れてくれる。カプチーノはエスプレッソのコクがしっかり感じられて美味しい。

思い出補正もあって名古屋イチのカレーが食べられるお店と認定『The CAFE eat salon』

僕史上、一番エモい場所に来てしまいましたよ。『The CAFE eat salon』
名古屋大学から南山大学の方へ少し行った場所にあります。
20代の頃にね、めちゃくちゃよく通ってたんですよ。
文系サブカル青年だった僕はね、ここでコーヒー飲みながら村上春樹を読んでたんですよ。

▲この黒いフレームがオシャレ。僕がめちゃくちゃ写り込んでるけど顔が見えないからセーフ…(?)
▲ランチについてくるサラダ。根菜と葉物野菜のバランスが良くて満足度高し。
▲あんなことやこんなことを思い出しちゃう「豚スネ肉のカレー」。

来たよ、来ちゃったよ。僕の思い出飯「豚スネ肉のカレー」。
じっくり煮込まれた豚スネ肉はホロホロと崩れて口の中でとろける柔らかさに。
ルーはかなりスパイシーだから半熟卵で馴染ませながら食べるのが吉。

これが僕のご褒美飯でした。重めのタスクをこなした、勇気を出して告白した。
そんな節目節目にこのカレーを食べていたのです。
▲「牛肉赤ワイン煮のカレー」カレーに肉が入っているんじゃない、肉をカレーソースで食べてるんだ…

今回の驚き「牛肉赤ワイン煮のカレー」。7,8年前からのレギュラーメニューなんですって。そんなに長いことご無沙汰だったのか… 写真見ればわかりますね。
肉がとろけるんですよ。しかもどこまでいっても肉なんですよ。カレーに肉が入ってるんじゃない。肉をメインにカレーソースで食べるんですよ。
美味しくないわけがない。名古屋イチのカレーに認定します!!!

あまりにも思い出に浸りすぎて店主とも話し込んでしまいました。お店オープンして20年なんですって。20年前の僕は23歳。ちょうどその時ぐらいから通ってたなー。オープン当初から通ってたってことか。

当時の僕は、人とはどこか違う存在でいたくて。だけど自分を特別視させられるほどの武器も何もなくて。鬱屈したものを抱えながらここでコーヒー飲んでた…

▲チンバリのマシンで入れたエスプレッソはカフェラテにしてもまだほろ苦く…

蘇る僕の青春・・・

「銘店探索!はこなトラン」初回、いかがでしたか。
最後は思い出に浸りまくり。食レポなのかわからなくなってしまいました笑。

いいんです、食べ物も街も思い出とセットですから。
あまなトランとは趣向が違いますが、僕は僕なりの世界観でデラデザインに貢献できたらと思っております。

本日紹介した3店は学生から大人まで楽しめるお店です。宜しければご参考に。

カレー、また通っちゃうな。

ABOUT ME
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はこ
1980年愛知県生まれ。あまなっとう兄貴と同様グルメバカだけど、女子受け重視なのは内緒。スイーツも得意。ラーメンとガッツリ系はほとんど取り上げないかも。だって女子受け悪いからね!「美味しい」「また食べたい」ぐらいの限られたボキャブラリーで勝負していきます。