皆様こんにちは。東海地方で主に風景写真などを撮影している あーる と申します。前回の「Utsumi Art to Sea FLAG EXHIBITION」の記事、もうお読みいただけましたでしょうか?
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今回は名古屋市東区は徳川園で行われた、『錦を纏う 徳川園紅葉祭』の様子をお届けしたいと思います!
錦を纏う 徳川園紅葉祭
名古屋二大庭園とも呼ばれる徳川園(ちなみにもう一つは白鳥庭園)ですが、実は定期的にライトアップなどの夜間開園がされているのはご存じでしょうか?
夏休みの期間は夕涼みとして浮灯篭が。
秋から冬にかけて紅葉の美しい季節にはライトアップが楽しめるのが魅力です。
チラシの通り期間中は様々なイベントが開催されているのですが、やはり一番の目玉は紅葉のライトアップといっても良いかなと思います。
通常は17時で閉園してしまう徳川園ですが、期間中はなんと20時まで開園されており、ひんやりとした夜風を感じながら都会の静けさを楽しむことができます。
都会の中にこんな風景が!
大曽根口から入場すると、すぐに飛び込んでくるのがこちらの風景。
ちょうどこの日は結婚式が行われていて、ガーデンレストランも非日常の装いでした。
「あれ、肝心の紅葉は…?」と思われた方、ご安心ください。ここから右を向くと…
はい、ありました。グラデーションの美しい紅葉で、真っ赤に染まりきらないのがとても良いですよね。
少し風が強かったため水面や葉が揺れてしまいましたが、風のない日は美しいグラデーションが堪能できるかなと思います。
少し進むとこんな風景もあります。向こう側にマンションが見えるあたりに都会の中だということを感じますよね。
庭園をぐるりと
徳川園は “池泉回遊式”と呼ばれる庭園で、もっともスタンダードなつくりの庭園となります。そして、その名の通り池をぐるりと一周して楽しむ庭園なので、逆らうことなくゆるりと一周あるくのがツウです。
少し視点が変わると、このように紅葉を前ボケさせてガーデンホールを撮影することも可能です。
色々な角度からメインの被写体を楽しめるのも、回遊式の良いポイントですね。
池に目をやるとカモさんがこんにちは。普段は真っ暗で静かな時間なので、カモさんの体内時計は大丈夫だろうか…などどいらぬことを考えつつ歩きます。
ちなみに、おそらく普通のカメラではこんな風にカモは撮れません。ライトアップされてるとはいえ、かなり暗いので難易度は無駄に高いです。
“道”を楽しむ
ガーデンホールの付近まで来ると、道には灯篭なども増えかなりにぎやかになってきます。絶好の写真スポットですね。
多くの方が照明に照らされる紅葉を写しますが、せっかくここへ来たのなら徳川園でしか撮れない一枚を模索したいところです。
対岸から橋の部分を中望遠レンズで撮影すると、リフレクションの面白い一枚になります。中央に出る虹色のわっかはゴーストと呼ばれるもので、古いレンズが強い光源に負けて出る一種のマジックみたいなものです。この当たりはカメラならではの楽しみ方ですね。
虎仙橋の下からの一枚。いろんな色が楽しめて、道によって奥行きも出せる面白い場所かなと思いました。旅雑誌の一枚なんかによくある構図ですよね。
こちらはその虎仙橋の上から。少し上がると真っ赤な紅葉が目の前にあって、とてもきれいでしたね。このあたりからガーデンレストランへいったり、徳川美術館方面へ抜けたりすることができます。
最後は大曽根口へ帰る直前です。舟屋がとてもいい仕事してますよね。都会の真ん中でこのような風景が見られるのは大変貴重だと思います。
ここまで、徳川園の道、写真の道を楽しんでいただきました。いろいろな道の楽しみ方があって、いいですよね。
あとがき
いかがでしたでしょうか?日中に徳川園に行こう!なんていうとなんだかじじくさい感じがして煙たがられそうですが、ライトアップがされているとなれば話は別。
なかなかいかない場所へ行く、最高の口実になるになるため、こういったイベントはぜひ活用していただきたいですね。
以上、錦を纏う 徳川園紅葉祭 徳川園のライトアップの様子をお届けいたしました。最後までお読みいただき、ありがとうございます。