銘店探索!はこなトラン

銘店探索!はこなトラン【昭和区瑞穂区桜山】ぶたいながき、多香野、吉岡コーヒー・・・人気店のオンパレードに胃も気力も限界突破か

あなたはなぜその街に行くのですか?

仕事があるから、会いたい人がいるから、経験したいことがあるから。
そして食べたいものがあるから。

あのお店のあれが食べたいから桜山へ行く。
そう言わせるだけのお店が「桜山」にはあります。

あれが食べたいから、僕は桜山へ行く

今回は唐突に語り出すスタイルから始めてみました。
みなさんこんにちは、はこです。

そんなわけで結構な頻度で通っている「桜山」駅。
行きつけのお店だけじゃなく、人気のお店も合わせて取材してきましたよ。

前回「好きなお店は興奮気味になる」のがはこなトラン流とお伝えしましたが、
今回は序盤から興奮気味にお届けします。

脳内幸せ汁に浸るのだ!とんかつ『ぶたいながき』

「桜山」駅と言えばまずここ。僕が選ぶ King of 食べたいものの一つ。
それは、『ぶたいながき』のロースかつ。

▲赤身が残るこのロースかつの柔らかさ、刮目して食せ!

一見赤身が残って抵抗感じる人もいるかも知れませんが、安心してかぶりついてください。
この柔らかさに驚くはず。肉厚なのに舌の上で溶けるような感覚に。

ロースカツの脂は幸せの塊。脂のジューシーさが口に広がります。脂っぽいものが苦手な人でもここのロースかつなら大丈夫、という意見も。
良い肉なら大丈夫!僕はそう信じてます。

この肉の柔らかさ、ジューシーさをちょうど邪魔しない薄めの衣がまた絶妙。
噛むほど脳内に幸せ汁が充満していく感覚。幸せ汁に溺るため僕は桜山へ行くのです。

▲恥ずかしがるな、恐れるな。まずは塩だ、話はそれからだ!

食べる時に通ぶるのってちょっと恥ずかしいですね。そんなこと言ってる場合じゃない!『ぶたいながき』のかつは、まず「塩」からいきましょう。肉の旨みが一番感じられるから。
二口目からは自由で良いですよ。僕はトッピングに味噌を追加するのが好き。だって味噌カツの国の住民ですもの。

▲こちらもマスト、絶品豚汁

『ぶたいながき』はかつだけじゃない、豚汁も絶品なんです。
とにかく具が詰まってとにかく濃厚、豚と野菜の旨味が凝縮された豚汁。
定食についてきますが、なんならこれだけでも食べたい。もしかつを食べられる体調でないなら、豚汁のために行きたい。豚汁のために熱くなれるだけの破壊力を持った豚汁です。

▲幸せの詰まったロースかつ定食

この『ぶたいながき』。
大将はもともとイタリアンのお店をされていたそうで、その経験を活かしてかつ専門店をオープン。厨房覗くと、低温で時間かけて揚げているのがわかります。
肉の質だけじゃなく、この火入れ加減に技を感じる。その技が成し得る幸せ汁まっしぐらのトンカツ。

これだけの味ですからね、当然人気店ですよ。いつもめちゃくちゃ並びます。
おすすめは11時半オープンの20分前ぐらいから並んで一巡目で入るか、夜20時ぐらいの空きだした頃に行くパターン。
ただし、「日替わり限定プレミアムポーク」は遅い時間には無くなってます。

ここのタルトは食べてほしい『サロン・ド・テ・ルルー』

『ぶたいながき』で昼食食べたら斜向かいの『サロン・ド・テ・ルルー』でお茶とケーキを楽しむのがルールです(嘘)。
だって女子は揚げ物で終われないでしょ?紅茶とケーキでアフタヌーンを楽しむのです。
「そういうとこわかってくれるの、さすがハコちゃん♡」っていってくれるかな、デュフフ、デュフフ…

▲可愛らしい外観、おじさんを寄せ付けない雰囲気ありますが気にしないで

店名の通り、紅茶を楽しむお店です。

▲これだけの数の茶葉を揃えてるお店、名古屋にはそんなに多くありません。
▲今回はフレーバーティーを選択。香り高いのに雑み渋みの一切ないスッキリした飲み口。紅茶を淹れる人の腕が素晴らしい。
▲「アイスミルクティー」濃厚に抽出した紅茶をミルクで割ったもの。濃厚にすると渋みが出そうなのにスッキリな味。これぞ職人技です。

紅茶がメインではあるんですが、焼き菓子とケーキも素晴らしく美味しいのが『サロン・ド・テ・ルルー』。特に美味しいのがタルトです。

▲「紅玉りんごのタルト」りんごのシャキッと感がたまらない
▲「ふじりんごのタルト」こちらはりんごにしっかり火が通って濃厚な甘み。

このタルト、土台のサクッとシットリ具合が絶妙でたまらない。
名古屋はタルトの良店がたくさんありますが、はこなトランとしては土台とフルーツのバランスが最高な『ルルー』のタルトを激推しします。

▲厳選された紅茶と完璧なタルトで至福のティータイム
▲素敵なケーキが食べられるお店は内装も素敵。ペンダントライトにグリーン、ドライフラワーの使い方がすごくセンス感じます。

持ち帰りの焼き菓子もすごくお勧め。タルトは午後には売り切れてることも多いのでお早めに。

暑くなると食べたいやつ、そう、かき氷!
かき氷カフェ『ボアヴェールテール』

『ボアヴェールテール』は、駅前の商店街にある可愛らしいお店。

▲青くて素敵なカフェの外観と昭和レトロな「氷」の旗、ギャップがウケますw
▲人気店だから予約した方が安心。当日予約はできないので前日までに。

かき氷メイン店って冬はどうしてるんだろう?という素朴な疑問は置いといて、取材時は日差しの強めな日。身体がかき氷を欲している!

▲「ブルーベリーとフローズンヨーグルトのかき氷」大人も子供も安心して食べられる味。
▲「桜レアチーズのかき氷」レアチーズ強めに桜もちのような風味をプラス。
▲ひむろしらゆきWEEK特別メニューの「紙風船」。いちごミルク、ピスタチオ、和栗の贅沢3色。

氷がフワッフワで口溶けが爽やか。
「これは止まらん!」と言いたいところだけど、やっぱり普通に冷たい。
写真映えはするんだけど、一人で食べるには大きすぎるんだよね(個人的感想です)。
なんてブツブツ言いながらも、ミルクベースのフワフワ氷は本当に美味しい。
目が細かい分すぐ溶けちゃうから急いで食べなきゃです。

こういうかき氷、選手権開催できそうなぐらい崩さず食べるのが難しい。
ボッロボロこぼしながら食べる。デートに使うなら既に仲が深まってないと危険です。
でも「ボロボロこぼしちゃうハコちゃん、可愛い♡」って展開もあるかも!? 
これだ!!いける? ダメですか、そうですか…

本当に元祖?そんなの関係ねぇ!美味しいから正義!『元祖天むすびの多香野』

「桜山」駅周辺には、子供から大人、お年寄りまで幅広い世代が楽しめるお店がたくさんあるのが魅力。その代名詞とも言える老舗が『元祖天むすびの多香野』です。

▲お店は少し奥まってるから看板を見逃さないように。
▲こののれんと「営業中」の札がないとお店とは思えない。美味しさは皆んな知ってるから大丈夫なのです。
▲縁起の良さそうな店内。おじいさん、おばあさん、息子さん?の3人で切り盛り。言い合いしながら握ってる感じがアットホームを超えて素敵です。

あらかじめ電話して「天むすび30個、今日の13時に取りに行きます!」みたいに予約しておくと安心、スムーズです。僕はいきなり行ったからおじいさん大変そうでした。。。(本当にすみませんでした)

▲お持ち帰り専門。こうやってパックに詰めてくれます。
▲甘辛だれのかき揚げとふっくらご飯の相性が抜群。

百貨店や地下街の天むすと違って出来立て食べられるのが『多香野』の醍醐味。せっかくだから早い内に食べましょう。
衣はサクサク感がしっかり残っていて、甘辛ダレのかき揚げとふっくらご飯。想像してみてください。はい、想像通りです、美味しい!
一つ一つが小さいからパクパク食べられちゃう。無限に食べたくなる。子供もお年寄りも大喜びです。

▲キャラブキがまた美味しい。これと熱い緑茶で楽しみたい!

コーヒー好きの集うお店『吉岡コーヒー』

コーヒー専門店として食べログ百名店にも輝いているコーヒー好きに人気のお店『吉岡コーヒー』。コーヒー豆の販売とイートイン、テイクアウトで楽しめます。2007年オープン、15年以上の人気を保っているお店。

▲マンションの1階
▲猫の花壇、表情がシュール…
▲スッキリとした店内、奥にはカウンターがあるけど取材日(水曜)はテイクアウトオンリーでした(泣)
▲コーヒーはブレンドとストレートコーヒーとを選べます。

モーニングを楽しみたかったけど取材日(水曜)はテイクアウトオンリーでしたので泣く泣くテイクアウトに。でもバナナブレッドがついてきたので悲しい気持ちも吹っ飛びました!

酸味がなくて苦味が深いコーヒーが好みなので「タンザニア」と「マンデリン」をオーダー。雑味が一切なくスッキリとした飲み口なのにコクもきちんと感じられる。淹れ方の技術なんだよな。コーヒーは奥が深いです。職人技が光る世界だからこそ気に入った味のお店に通いたい。

▲豆の販売でもテイクアウトでもこれだけの豆から選べます。表がわかりやすくて嬉しい。

フレンチブレンドの豆も一緒に買って帰りました。
事務所で淹れてみたけど深い苦味で好みの味。ただ少し渋みが出てしまうのは淹れ方の問題なんだよな。マスターは話しかけやすい人なのでまたお店訪問して淹れ方相談してみます。

驚愕のフワモチパン『KISO』

わたくし大した取り柄はありませんが、美味しいものへのアンテナはいつも高めに設定しております。そんなアンテナでずっと話題だったのが『KISO』。いつも行列のパン屋さん。これは行くしかない!

▲ウッディな外観。大体いつも長蛇の列です。
▲中はコンクリート打ちっぱなし、現代的でオシャレ。パンのいい香りが充満しています。
▲ついつい買い込んでしまいました。どれもそそるんだもん…

どれもそそるし選べない!ついついたくさん買い込んでしまいました。
事務所に帰って早速ランチにしましょう。と持ち上げてびっくり。ハードな見た目なのに何だか軽い。

ちぎって食べてみるとまたびっくり。なにこれ?めちゃくちゃ柔らかいじゃん!
ハードな雰囲気どこいったの?フワッフワのモッチモチ。これは美味い!!
モチモチ系が好きな僕の心に突き刺さりました。

▲卵、ベーコン、野菜。何と合わせても美味しい。

色々と挟んでみましたよ。卵、ベーコン、野菜、アボカド。どれと合わせても美味しい。これはハマる人続出なのがわかります。

注意点としてモチモチさがウリだからトーストすると良さが出ない気がする。あと次の日にはモチモチ加減が減ってしまうから早めに食べないと。
大量買いしちゃったのにどうしよう?

そうだ、あの子におすそ分けしよう!
「パン買いすぎちゃってさ、すぐに食べた方がいいから。今から一緒に食べよう♡」
妄想しても目の前のパンは減りませんからね、母親におすそ分けしましたよ。。。

行列の人気店ですが買いだめしないでマメに通うのがおすすめ。並ぶ価値はあります。

まとめ:これだけ紹介してもまだ足りない、人気店の密集地帯それが「桜山」駅

6店紹介して僕の胃も気力も限界突破。お店訪問して食べて書いて、結構時間かかるんですよ。働いてるの?働いてるよ!

まだまだ紹介しきれてないお店があります。『ブレ・ヴァン』は老舗の超人気パン屋さん。ワイン好きに愛されるビストロ『BUBU』は料理のクオリティーも雰囲気もめちゃくちゃ高いと評判。『ブレイク・カフェ』は現代的で美味しいコーヒーいただけそうな雰囲気。

これだけたくさんのお店が「桜山」駅徒歩圏内に密集してる。
桜山でモーニング、ランチ、コーヒー、デザート、ディナー、お酒まで全部楽しめちゃう。そんな潜在能力高い街、住みたくなっちゃう!

他の記事見てもらえばわかりますが、いろんな角度で環境良いし美味しいお店も多い。
そんな素敵エリア「桜山」。試しに食事しに来てみてはいかがでしょうか?

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はこ
1980年愛知県生まれ。あまなっとう兄貴と同様グルメバカだけど、女子受け重視なのは内緒。スイーツも得意。ラーメンとガッツリ系はほとんど取り上げないかも。だって女子受け悪いからね!「美味しい」「また食べたい」ぐらいの限られたボキャブラリーで勝負していきます。