みなさんこんにちは。はこです。
あまなっとう兄貴から引き継いだグルメ記事第1回を無事終え、特段クレームもなく、なんなら各方面より高評価をいただき安堵しています。
銘店探索!はこなトラン、第2回は「名東区本郷」です。
はこがイメージする「本郷」とは
「本郷」駅と言えば、名古屋コッテリ豚骨ラーメンの先駆け的存在『本郷亭』!
とは言えあのパンチ力を受け止める強靭な胃袋は持ち合わせていないので、今回は記憶を呼び起こすだけに。
記憶と言えば今はなき黒豚とんかつの『十勝』や移転した中華料理の『蘇州』などなど、家族で行きたいお店がたくさんあるエリア、というのが「本郷」のイメージ。
ですが、久々に訪れた「本郷」は古くからの銘店も最近できたお店も、若者から幅広い年代まで愛される銘店揃いでした。知らない間に進化していたようです…
▲壁を埋め尽くすワインコルク。独特の温かみと素晴らしい南欧料理のお店。詳しくは記事で!ゆったりとした時間の流れる人気カフェ『エーテル』
キッシュやタルトが人気のカフェ『エーテル』は、2009年オープン。
オープンしてすぐ人気カフェになって行列ができていたのを覚えています。
雰囲気も味も居心地もよし。
▲マンションの1階にあるレトロな店構え
▲内装もほのかにレトロな雰囲気。見た目通りゆったりとした時間が流れます店内に入るとケーキや焼き菓子を焼くいい香りに包まれます。今回はお昼は済ませた後に行ったのでパウンドケーキ、焼き菓子とコーヒーをオーダー。
▲「ラムレーズンとクリームチーズのパウンドケーキ」甘さ控えめのしっとり食感で、洋酒の香りとチーズの酸味が味を引き締める大人の逸品。
▲「塩レモンのクッキー」こちらも甘さは控えめで、塩味が効いていて止まらなくなる美味しさ。
▲コーヒーはさっぱりめの味。苦味の濃い味が好きだから、次回は紅茶を頼もうかな。アラサーの頃によく行っていたカフェ。
当時から並ばないと入れないお店でしたが、人気は健在。
キッシュ、ケーキ、焼き菓子の味はもちろん、この空間と時間のハーモニーが心地よいです。
瀬戸のオシャレ陶器屋さんが贈る素敵カフェ食堂『ペコリ』
カフェや自宅遣い用でファンが多い陶器ブランド、スタジオエム。窯元のマルミツポテリが運営するカフェ食堂『ペコリ』。
▲スローな時間とナチュラルテイスト。スタジオエムのコンセプトにそのままつながる外観。
▲気に入った器と一緒に丁寧な暮らしを楽しむ、そんなスタジオエムの思想が店内の内装や厨房にも現れています。ランチの時間は混み合うので並ぶのを覚悟してください。
ただ、ランチのラストオーダーが14:30とゆっくり目なので13:30以降に行くのがおすすめ。
ランチは2種類で、どちらも1,900円で毎月メニューが変わります。
▲Aランチ(4月):ドライトマトとゴボウのロールチキンカツ。スパイスレモンご飯。新じゃがいものみそ汁。新玉ねぎのロースト アイオリソース。砂肝とアスパラのコンフィ。セロリと甘夏のピクルス。
▲Bランチ(4月):鮭の蕪おろし煮。春キャベツのご飯。筍のみそ汁。新玉ねぎのロースト アイオリソース。砂肝とアスパラのコンフィ。セロリと甘夏のピクルス。季節のお野菜に優しい味付けでほっこり。
スタジオエムの器に盛り付けられて見た目も可愛らしい。
限界中年おじさんの僕でも心躍るのですから、女子の心は幅広い年代までがっちりキャッチでしてしまうでしょう。
「こういうお店チョイスしてくれるハコちゃんのセンスが好き」なんて言われたい、言われてみたい!
妄想だけで楽しみます。
人畜無害ですから許してください。。。
男の子にはランチだけじゃ物足りないかも?心配はご無用。
ペコリはデザートも充実しております。
▲ペコリのプリン。自家製バニラアイスに昔ながらの硬めのプリン、苦めのカラメルソースが合うのよ…しみじみペコリのプリン、写真見ればわかりますね。はい、最高です。
むっちり硬めのプリンと苦めのカラメルソース。
純喫茶の味ですよ。みんな大好きでしょ?
器は統一ではなく頼む人ごとにバラバラです。
たくさんの器ごとの盛り付けを楽しむのも『ペコリ』の醍醐味。
気になるお皿があったら、隣にある『クーヴェール・ア・ラ・メゾン』で購入できます。
丁寧な暮らしを手に入れるのだ!
▲駐車場が完備されているのも嬉しいポイント。今回の特集で一番の収穫、名古屋では珍しい本格スパイスカレー店『KIKA』
出会いはいつも突然に。『ペコリ』へ向かう途中に見かけたオシャレなお店。
▲グリーンの使い方がオシャレ。無機質なモルタルとナチュラルな木のバランスがハイセンス。気になるからジロジロと見てしまいました。あの日の不審者は僕です、すいません。
▲プレートランチとカレーが二種。どれも野菜多め。映り込んだ僕の影は気にしないでください。食べログ先生によると、元々『nichibo』という名前でやられていたスパイスカレーのお店。メニューも見ると野菜にこだわりある健康志向の雰囲気。
イメージだけではわからない、ええい、おっさん一人で飛び込んでみましたよ!
▲木の温もり感じさせながらモダンな雰囲気。グリーンともよく合う素敵空間。色づかいもスパイスっぽい!
▲「チキンとほうれん草のレモンカレー」スパイスたっぷりのカレーが野菜とレモンの風味合わさって爽やかにスイスイ食べれちゃう。素揚げしたなす、かぼちゃ、さつまいもとのなじみ具合も最高でした。
▲食べ進めたらスパイスで味変。味の深みがグッと増します。これは美味しい!それなりに辛いけど、レモンの風味で爽やかだし、なにより野菜とよく合う。すいすい食べられるし、身体の中が浄化された感じがします。
スパイスカレーのお店、名古屋では珍しいですね。
本来はスパイスカレーより欧風カレーが好きですが、これは別物。
何度でも食べたくなる。
良い店に出会いました。別のメニューも近々試してみたいと思います。
アットホームに楽しめるお店『スペイン料理 ダリ』
名古屋でスペイン料理を食べるなら、と名前が上がることの多い『スペイン料理 ダリ』。
▲「本郷」駅を降りてすぐ目の前
▲ワインが所狭しと並ぶ店内。基本的にスペインワインなのかな?(詳しくない…今回はランチをいただきました。ランチコースは2,200円。
▲前菜盛り合わせ。サラミが美味しい。
▲スープは2種類からセレクトできる。こちらは「白インゲンのポタージュ」。とにかくからだに優しそうな味
▲こちらは「ニンニクと卵のスープ」ニンニクがガツンと来る。パワー!!!
▲メインの一つ「赤エビのグリル」豪快に手づかみでバリバリとかぶりつくのだ!
▲もう一つのメイン「イベリコ豚のグリル」美味しいけど盛り付け寂しくありません?見栄えよりシンプルに味で勝負ということかな。
▲人気料理「Mixパエジャ」我々が「パエリア」と認識しているものです。パリパリした食感をイメージするけど、こちらは柔らかふっくら。一度炊飯器で炊いてから作るのかな?サフランも控えめで、食べやすくアレンジしてある印象でした。
▲デザートの「クレマ カタラーナ」カタラーナは凍ってるものというイメージだけど、こちらはほんのり温かい。色んな流派があるのかな?ランチタイムだったからか、全体的に食べやすくアレンジしている印象でした。
本格スペイン料理を食べようという気持ちで行くと少し違うかも?ディナーだとまた違うかも知れませんね。
味も提供テンポも個人的ベストのお店『南欧料理 アンジュ』
ここは僕が本当に好きなお店『南欧料理 アンジュ』。
まだ初々しいデートならイタリアンやフレンチのコース料理に行きたいけど、深まった仲でのデートならアラカルトで注文できる美味しいお店が良いですよね!
「これは絶対食べたい!あっ、これもあれも食べたい、迷う〜」なんて注文から既に楽しい。
妄想デートが止まりません、病院行ってきます…
デート、お友達、家族、幅広くおすすめできるお店です。
▲1984年オープンの老舗。外観もかなりレトロ
▲暖かみのある店内は、長く地元で愛されていることが伝わってくる。
▲壁はよく見るとワインコルク。これだけの量、40年の歩みなのかな?すごっ!
▲ここから選ぶってそれだけで心躍る!「メイン何にする?」「えー、選べないからハコちゃん選んで」なんてデュフフ、デュフフ…すいません、病院予約します。。。
▲「イベリコの生ハム」旨味が染み出す、染み出す…
▲「ほたるいかのカルパッチョ」想像と違ってトマトソースベース。このトマトソースが美味しい。ほたるいかとこんなに合うなんて信じられない。
▲ガーリックトースト。たかがガーリックトーストと侮るなかれ。カリカリに見えて実はふっくらと焼き上げられたバケットからジュワーっと染み出すガーリックオイル。これに料理のソースをつけて食べるんだ。飛ぶぞ!このガーリックトーストはマストのお品。
ダイエットとか今日は忘れて。これ絶対に間違いないから。
▲出た!「ナスのグラタン」ベシャメルソースも挽肉も使わず、ナスとトマトソースとチーズというシンプルな構成。これが美味しい、食感も味も全てが美味しい。『アンジュ』はトマトソースが本当に美味しい。
トマトのフレッシュさをそのまま感じさせつつ、ほたるいかだったりナスだったりの主役を引き立てる、引き立てる。
このトマトソースだけも売ってほしい、バケツで買いたい。
▲「めばるのポアレ」ジェノベーゼソースと合う!
▲吐血ものの美味しさ「練らないハンバーグ」この「練らないハンバーグ」がこれまたマスト。
ふっくらハンバーグに切り込みを入れると…
▲じゅわわわわわわわ〜〜〜〜〜〜おわかりいただけただでしょうか?溢れる肉汁。肉々しさはないのに肉の旨味が凝縮されている。ここでしか食べられない逸品なのです。
第2回にして、皆さんに覚えておいてもらいたいことがある。
「好きなお店は興奮気味になる」この濃淡がはこナトラン流。
『アンジュ』では
”ガーリックトースト、ナスのグラタン、練らないハンバーグは絶対に頼むこと!”
いいか?絶対だからな!
あと『アンジュ』さんの好きなのは提供のテンポが良いところ。
一皿食べ終わった頃に次の皿がやってくる。混み具合にもよると思いますが、これだけの皿数で1時間ぐらいで食べ終わりました。
お皿の間が間伸びするとお腹空きすぎたり、逆に満腹になっちゃったり。
テンポ良く食べるのが一番美味しい。美食家の方には鼻で笑われる、食いしん坊の発想です笑
つい長居してしまう、時間の止まった銘店揃いの街「本郷」
オープンして40年になろうとする老舗『アンジュ』を初め、古くから長く愛される銘店揃い。お店に入ってもスローな時間が流れている感じします。食事とデザートとコーヒーを楽しみながら、つい居心地よくて長居しちゃう。そんな心地の良い銘店たち。
特に『アンジュ』は名古屋全体でもトップクラスに好きなお店だし、『KIKA』では次回はランチプレートを試してみたい。通いたくなる素敵なお店ばかり。
よろしければ参考にしてください。
ところであんなに硬かったダイエットの決意がどこかにいっちゃいましたよ、誰か見かけたら教えてください。最近の陽気で溶けちゃったのかな…










