皆さん、こんにちは!隼河ジョンです。今回は、私の連載「名古屋経済圏 企業探訪記」の一環として、名古屋に本社を置くブラザー工業株式会社(以下、ブラザー工業)をピックアップします。このシリーズでは、名古屋周辺の魅力的な企業を深掘りし、その歴史や事業、未来像を楽しくお届けしています。ブラザー工業といえば、ミシンから始まり、今やプリンターや産業機器で世界をリードする企業では、早速見ていきましょう!
ブラザー工業株式会社とは
ブラザー工業株式会社は、1908年に安井ミシン商会として縫製機械の修理事業として創業し、1934年1月15日に法人化されました。本社は名古屋市瑞穂区にあり、資本金は約192億円(2025年3月31日現在)。
創業者は安井正義氏で、当初はミシンの修理・販売からスタートしましたが、戦後には海外輸出を強化し、多角化を進めました。従業員数はグループ全体で約4万2千人を超え、世界40カ国以上で事業を展開しています。主要事業は、プリンティング&ソリューションズ(プリンター、多機能機、ラベルプリンター)、パーソナル&ホーム(家庭用縫製機)、インダストリアルプロダクツ(産業用縫製機、産業機器)など。2025年現在、グローバルなサプライチェーンを活かし、デジタル化が進む社会に対応した製品を提供しています。情報源は第133期有価証券報告書に基づきます。
- 企業の名前 ブラザー工業株式会社 (英語名:Brother Industries, Ltd.)
- 設立年次 1934年1月15日
- 本店所在地 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号
- 資本金 19,209,000,000円(約192億円)
- 業務内容 プリンティング機器の開発・製造・販売、縫製機器の開発・製造・販売、産業機器の開発・製造・販売
海外売上比率86.7%!名古屋が誇るグローバル企業!

ブラザー工業のすごいところとして圧倒的な海外売上比率の高さがあります!複数の事業で圧倒的なシェアを持ちつつも、名古屋に根差したすごい企業ですね。
事業別に細かく見てみよう
技術的達成と事業領域
ブラザー工業の強みは、創業以来の「ものづくり」の精神。最初は家庭用ミシンで知られていましたが、1970年代に電子機器へシフトし、プリンターやファクシミリを開発。今では、複数の事業セグメントで展開しています。以下に、各事業を詳しく記述します!……が、今回は少し変わった分析も入れてみました!
PPM分析(Product Portfolio Management分析)というもので、企業が持っている複数の製品や事業を、市場の成長率と自社の市場シェア(占有率)の2つの軸で分類し、どの製品にどれだけのお金や資源を投資するかを決めるためのフレームワークです。ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が1970年代に開発したもので、BCGマトリックスとも呼ばれます。主に多角化経営をしている企業で使われ、資源の効率的な配分を目指すものです!(つまり一般人の私が本来やるものではない)
分類 | 特徴 | おすすめ戦略 |
---|---|---|
花形 (Stars) | 市場成長率: 高 市場シェア: 高 成長中の人気製品で、将来の主力候補。 |
積極投資してシェアを維持。利益を生みながら成長させる。 |
金なる木 (Cash Cows) | 市場成長率: 低 市場シェア: 高 安定した収益源だが、成長は見込めない。 |
最小限の投資で利益を最大化。他の製品に利益を回す。 |
問題児 (Question Marks) | 市場成長率: 高 市場シェア: 低 ポテンシャルはあるが、シェアが低いためリスク大。 |
選別投資。成長の見込みがあれば投資、なければ撤退を検討。 |
負け犬 (Dogs) | 市場成長率: 低 市場シェア: 低 収益が少なく、負担になる製品。 |
撤退や売却を検討。資源を無駄にしない。 |
というようになっており、それぞれの事業を分けてみましょう!
プリンティング・アンド・ソリューションズ事業

- 売上比率約62.1%、PPM分析:金のなる木 – 根拠:成熟したプリンティング市場で高いシェアを維持し、安定したキャッシュフローを生み出しているが、デジタルシフトによる成長率は低めで、YoY売上-1.5%と微減ながら主力セグメントとして安定
- 商品: レーザープリンター、インクジェットプリンター、多機能プリンター(MFP)、ラベルプリンターなど。家庭用から業務用まで対応し、モバイルプリンティングソリューションも提供。
- 優位性: 法人向け製品の売上比率を2031年までに5割へ引き上げる成長の柱。
- 競合: HP Inc.(証券コード: HPQ)、Canon Inc.(証券コード: 7751.T)、Seiko Epson Corporation(証券コード: 6724.T)、Ricoh Company, Ltd.(証券コード: 7752.T)、Xerox Holdings Corporation(証券コード: XRX)。
ラベリング事業

- 売上比率約15.1%、PPM分析:問題児 – 根拠:ラベリング市場は成長中だが、YoY売上-6.5%と減少しており、ブラザーのシェアはまだ発展途上で投資が必要な領域。2015年のDomino買収以来、拡大を図っているが、外国為替影響や市場低迷で課題
- 商品: コーディング・マーキング機器、デジタル印刷設備。食品、医薬品、工業製品のラベリングやトレーサビリティソリューション。
- 優位性: 高解像度印刷とインク技術で、厳しい規制対応が可能。サステナブル素材の使用が差別化ポイント。
マシナリー事業

- 売上比率約8.5%、PPM分析:花形 – 根拠:高精度と耐久性を武器に、EV部品や電子機器の生産をサポート。カスタマイズ対応が柔軟で、グローバルサプライチェーンに適応。特に、小型工作機械に強みを持ち、価格帯が低く納期が短いため新興国で競争力が高い。2024年9月にインド・ベンガルール近郊に新工場を完成させ、12月稼働開始。二輪車、自動車、医療分野の市場開拓を進め、中国依存からの脱却を図る。
- 商品: 産業用ミシン、ギアモーター、減速機、ロボットアームなど。精密加工機器を中心に、製造業向け自動化ソリューションを提供。
- 優位性: 高精度と耐久性を武器に、EV部品や電子機器の生産をサポート。カスタマイズ対応が柔軟で、グローバルサプライチェーンに適応。
ニッセイ事業

- 売上比率約2.4%、PPM分析:金のなる木 – 根拠:2021年の買収で強化。YoY売上+0.6%と微増ながら、キャッシュ生成力が高く、ギア販売の回復が見られるが、減速機の投資需要遅れが課題
- 商品: 減速機、ギアなどの精密機械部品。自動車や医療機器向け精密成形ソリューション。
- 優位性: 高効率と環境対応型機器で、電動化トレンドに適合。サプライチェーンの安定供給が信頼性向上。
- 競合: Sumitomo Heavy Industries, Ltd.(証券コード: 6302.T)。
- 追加記述: ブラザー工業は2021年にニッセイを買収し、このセグメントを独立して管理しているようです。主に減速機やギアなどの精密機械部品を手がけ、Machinery事業と連携しながら別セグメントとして運営されている。(注: プラスチック射出成形機は別会社のNissei Plastic Industrial Co., Ltd.の事業であり、ブラザー傘下のNissei Corporationとは無関係なので注意してください!(
一敗)。https://global.brother/en/corporate/segment/nissei)
パーソナル・アンド・ホーム事業
- 売上比率約6.2%、PPM分析:金のなる木 – 根拠:家庭用ミシン市場は成熟し安定、YoY売上+6.9%と成長。趣味・ホームユースの需要を捉え、キャッシュフローが安定している
- 商品: 家庭用ミシン、裁縫関連機器。趣味やホームユース向け製品。
- 優位性: 創業以来のミシン技術で使いやすさと耐久性を強み。デジタル化されたスマートミシンが差別化。
- 競合: Juki Corporation(証券コード: 6440.T)、Singer (非上場)。
ネットワーク・アンド・コンテンツ事業

- 売上比率約4.4%、PPM分析:花形 – 根拠:デジタルエンタメ市場の急成長を捉え、子会社XingのJOYSOUNDが国内上位ですね。YoY売上-5.0%と減少したが、オンライン配信の拡大で高収益化が進む可能性あり
- 商品: カラオケシステム「JOYSOUND」、オンラインコンテンツ配信サービス。家庭用・業務用カラオケ機器、音楽ストリーミング。
- 優位性: AIを活用したパーソナライズド機能(例: マスク着用時のクリアボイス)とグローバル配信ネットワークが強み。パンデミック後の在宅需要を捉え、デジタル化をリード。特に、子会社エクシングの新機種「JOYSOUND X1」(2023年11月発売)が双方向通信を可能にし、カラオケルームをオンラインで接続。アイドル寺嶋由芙さんのファンミーティングやゴールデンボンバーのイベントを全国20部屋で開催し、ファンとのインタラクティブな交流を実現。VTuber採点サービスやプロボーカルレッスン、占いなどの「歌う+α」コンテンツで、コロナ禍後の利用者減少を逆手に新規需要を創出。2024年4-9月期売上は前年比7%増の193億円。
- 競合: Daiichikosho Co., Ltd.(証券コード: 7458.T)。
そのほかの事業
- 売上比率約1.3%、PPM分析:負け犬 – 根拠:売上規模が小さくYoY-3.1%、成長性低めで非主力。調整的なセグメントとして位置づけられ、投資優先度が低い
- 商品: その他の雑多な事業、調整項目。
- 優位性: 全体の多角化を支えるが、特化した強みは少ない。
- 競合: 該当なし(雑多)。
分析してみよう
将来的にどんな企業になるのか?
ブラザー工業は、中期経営戦略「CS-B2027」(2025~2027年度)で、売上高1兆円、営業利益1,000億円、ROE10%を目指しています。重点は産業分野の売上比率を40%以上に引き上げ、プリンティング分野の変革です。新規事業として、空調・空気浄化や燃料電池を推進し、M&Aを活用した非連続成長を計画。2030年ビジョン「At your side 2030」では、生産性・創造性の向上、社会貢献、地球保護を掲げ、持続可能な成長を追求します。グローバル競争の中で、デジタル技術とパートナーシップを強化し、2025年現在、インドのPune技術センター開設など海外展開を加速しています。将来的には、産業機器が主力となり、環境対応製品で世界をリードする企業になるでしょう。
財務分析をしてみよう
ここからは、ブラザー工業の財務諸表を分析します。財務分析は、いわゆる健康状態を診断するイメージですね。詳しくは第一回の朝日インテックの記事を参照してください!また、今回のデータは2024年度(2025年3月期)決算とブラザー工業㈱ (6448) 2026年3月期 第1四半期決算短信に基づき、2025年8月16日現在の最新情報です。
「貸借対照表(バランスシート)」を見る
貸借対照表は、企業の「資産」と「負債・純資産」のバランスを示します。自分が持っているものが、どれだけ自分の資産なのかを示すものでしたね!
今回は一か月以内に決算短信がでているため、そちらを参照していきます。

2026年3月期Q1末(2025年6月30日)の総資産は約9,052億円(905,222百万円)で、前期末(2025年3月31日)の9,326億円から約274億円減少したようですね。主な要因は現金・現金等価物の減少(1,727億円→1,456億円、約271億円減)と売掛金などの減少ですが、在庫は増加(2,268億円→2,330億円)しているようです。非流動資産はほぼ横ばい。トランプ関税対策のための在庫を積み増しかな?
自己資本比率は約75.7%(総資産に対する純資産比率)と高水準を維持(前期末約74.2%から上昇)しています。負債は約2,197億円(前期末2,412億円)と減少、主に買掛金……いわば相手方に支払うツケが減った(884億円→766億円)ことによるもので、流動負債全体が209億円減しています。
と、ここまで見てみると、ブラザー工業は財務基盤は安定しており、同業他社(例: Canonの53.8%やRicohの43.70%)と比較しても負債が少なく、リスク耐性が高いように思いますね。Q1の変動は季節要因(売上低調期)ですが、成長投資の余力は十分で、M&Aなどに活用可能。全体として、キャッシュポジションの低下が目立つものの、健全性は変わらずといえます!
「損益計算書」を見る
次に損益計算書を見ていきましょう!これらは売上から費用を引いた利益を示します。2026年3月期Q1の売上高は約2,131億円(前年同期2,147億円、-0.8%)と微減でした。短信でわかることとして、プリンティング事業の消耗品販売が堅調だったものの、為替影響(円高)と産業印刷事業の低迷が響いたようですね。売上原価は1,220億円(前年同期1,179億円、+3.5%)と増加し、粗利益は910億円(968億円、-6.0%)に低下してしまったようです。粗利益率は約42.7%(前年同期45.1%)と悪化しました。材料費高や為替が要因だと考えられます。
営業利益は159億円(218億円、-26.8%)、税引前利益169億円(235億円、-27.9%)、当期純利益117億円(165億円、-29.0%)と大幅減。販売管理費は721億円(740億円、-2.5%)と抑制されたものの、その他費用増加(37億円、前年同期18億円)が圧迫。利益率は営業利益率7.5%(10.2%)と低下しましたが、コストコントロールは健在。他社比で利益率は依然高めですが、Q1は為替(USD平均レート156.53円→145.19円)と競争激化が課題といえますね。通期目標(売上1兆円、営業利益1,000億円)に向け、産業分野の成長が鍵です!
「キャッシュフロー計算書」を見る

キャッシュフローは、現金の出入りを分類します。2026年3月期Q1の営業CFは約74億円のプラス(前年同期226億円)と減少、本業のキャッシュ生成力がちょっと弱くなっているようです。利益減に加え、買掛金減少(-82億円)が影響。在庫増加(-59億円)もマイナス要因ですが、売掛金回収(+54億円)はプラスでした!
投資CFは約-122億円(前年同期-109億円)とマイナス拡大、設備投資(有形固定資産取得-92億円、無形-22億円)が主。財務CFは-220億円(-151億円)と大幅マイナス、配当支払(-128億円)と自社株買い(-44億円、預け金含む)が要因。ネットキャッシュ変動は-271億円(前年同期+79億円)、為替影響-3億円を加味し、現金残高は1,727億円→1,456億円に減少。
全体でフリーCF(営業+投資)は-48億円(前年同期+117億円)とマイナス転落ですが、株主還元(配当・自社株)が積極的。安定したキャッシュ生成力は維持されており、通期では回復の見込み。リスクは為替変動と投資拡大ですが、財務の柔軟性が高いです。
株価分析をしてみよう
ブラザー工業の株価を分析してみましょう。株価は市場の期待を反映する鏡みたいなもの。2025年8月16日現在、東京証券取引所での株価は2,522.50円で、前日比マイナス15.50円(-0.61%)となっています。52週高値は3,124.00円、安値は2,188.00円で、今年は変動が激しかったですが、8月に入って2,500円台で安定推移しています。時価総額は約6,397億円、PER(株価収益率)は11.81倍と、同業他社(Canonの約15倍、Ricohの約12倍)と比べて割安感があります。PBR(株価純資産倍率)は0.93倍で、資産価値に対して株価が低め、投資妙味あり。配当利回りは3.96%と高く、株主還元に積極的です。最近のニュースでは、2025年8月の決算発表でプリンティング事業の回復が好感されましたが、為替変動や競争激化がリスク要因となり、株価は減少気味のようですね……(執筆時点)。全体として、長期投資向きの安定株と言えそうです。
指標 | 値 | 説明 |
---|---|---|
株価 (2025/8/16) | 2,522.50円 | 前日比 -0.61% |
52週高値/安値 | 3,124.00 / 2,188.00 | – |
時価総額 | 6,397億円 | – |
PER | 11.81倍 | 割安 |
PBR | 0.93倍 | 資産価値低め |
配当利回り | 3.96% | 高還元 |
上記以外の企業分析(SWOT分析)
財務以外の視点で、ブラザー工業のSWOT分析をしてみましょう!SWOTは、Strengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)の頭文字で、企業のポジションを俯瞰するツールです。(経営学の授業で習いましたが、やらないと忘れますよね……)
- Strengths(強み): プリンティングと縫製分野での高い技術力とブランド力。グローバル展開が強く、40カ国以上のネットワークで安定供給を実現。粗利益率40%超のコスト競争力が高く、過去1年の利益成長が堅調です。
- Weaknesses(弱み): プリンティング事業の依存度が高く、紙媒体減少の影響を受けやすい。競合他社に比べてR&D投資が控えめで、新規分野へのシフトが遅れる可能性。
- Opportunities(機会): デジタルトランスフォーメーションの波で、AI搭載機器やサステナブル製品の需要増。アジア新興市場の拡大やM&Aによる新規事業(燃料電池など)が成長ドライバー。
- Threats(脅威): 競合激化(HP、Canonなど)と経済変動。為替リスクやサプライチェーン断絶が懸念され、2025年の地政学リスクも影響大。
このSWOTから、ブラザーは強みを活かした機会追求で、持続成長が可能と見えます。
事業の優位性の分析
ブラザー工業の事業優位性を深掘りしましょう。優位性は、競合との差別化ポイントです。まず、プリンティング事業では、インクジェット技術の価格性能比が高く、競合(HPやEpson)と比べて手頃で耐久性が高い点が強み。ラベルプリンターの市場シェアは世界トップクラスで、産業用ニーズに特化。縫製機事業では、家庭用から産業用まで幅広く、AI自動調整機能が生産性を20%向上させる革新的さ。全体の優位性は、グローバル製造拠点(日本、ベトナム、中国など)の戦略配置で、コスト低減と迅速供給を実現。粗利益率の高さ(40%以上)は、持続的な競争優位を示し、顧客価値創造(「At your side」理念)が忠実なユーザー基盤を築いています。2025年現在、環境対応製品(省エネプリンター)の推進で、ESG投資家からも評価され、競合をリードするポジションです。ただし、デジタルシフトの加速が鍵となります。
事業以外の主な活動
東山動植物園への支援活動

984年にコアラ舎の建設費を寄付して以来、長年にわたり東山動植物園に対してさまざまな支援を行っているようです!2021年には、東山動植物園と広報パートナー協定を締結し、同園が進める「種の保存」や「環境教育」に関する情報発信を担う「オフィシャル広報パートナー」となりました。この活動の一環として、東山動植物園に初めてコアラが来園してから2024年で40周年となることを記念し、当社はコアラを描いた記念Tシャツを制作、同園に寄贈したことが公式サイトで書かれております!
ブラザーの森かぁ……テーマパークに来たみたいだ

日本のほぼ中央に位置し、飛騨高地の固有種が数多く生息する岐阜県郡上市にある森だそうです!戦後に開発された多くのスキー場の跡地が荒れ地となり、生態系に大きく影響を与えていた中で、2008年に岐阜県および郡上市とこの地を「ブラザーの森 郡上」と名付け、森林の再生を目指して植樹活動に取り組んでいます。名古屋大学との共同研究のもと効果的な活動を進め、希少な固有種が多く見られるなど、少しづつ生態系が回復してきたようです!
おわりに
ブラザー工業は、100年以上の歴史を持ちながら、デジタル変革と産業拡大で成長を続けています。財務も安定し、社会貢献も積極的。しかし一方で関税の影響などで難しい状況にもなっています。名古屋の誇るグローバル企業として、今後も注目です!
追伸
ブラザー本社の近くにはブラザーの製品が見れるミュージアムがありますが、ミシンの螺鈿細工が激エモなのでおすすめです。