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あつまれAEONの森【熱田区神宮前/熱田/熱田神宮西】ココロとカラダもハピネスに?『イオンモール熱田』を完全攻略!

、こんにちは。あつまれAEONの森のイオえもんです!今回のテーマは「熱田」!

「熱田神宮」「あつた蓬莱軒」「七里の渡し」「白鳥庭園」「きよめ餅」「妙香園」「日本ガイシ」などなど・・・
名古屋で2番目に小さい区にもかかわらず、こんなにも名古屋を語る上で外せないスポットがあるエリア。

名古屋発展の礎となった「熱田神宮」とその門前町がある【熱田区熱田】。
ここは、名古屋のイオンを語る上でも重要なスポットなのです。

【熱田区熱田】はどんな街?

名古屋市の南部中央に位置し、「熱田神宮」を囲むようにJR、名鉄、地下鉄名城線、国道22号線が通る交通の要衝。「熱田神宮」に代表される歴史的文化遺産の街という側面がある一方、線路を挟んだ東側は「日本ガイシ」や「東邦ガス」など工業地帯が広がるエリアでもあります。

▲草薙剣をご神体として祀っているとされる「熱田神宮」は1900年の歴史を持つ由緒正しい神宮。初詣はものすごく人でごった返す。

ココロもカラダもハピネスに:イオンモール熱田

『イオンモール熱田』は、2003年大同特殊鋼株式会社高蔵製作所の跡地に『イオン熱田ショッピングセンター』として開業。

目の前にはJR東海道本線、名鉄名古屋本線などの名古屋の主要路線が走っています。市外の人が名古屋に来る際に印象に残りやすいイオンなのではないでしょうか。

名古屋のイオンモールの先駆け的存在

▲天候に左右されず中央に吹き抜けがあるモールの先駆け的存在


今でこそ、名古屋は日本有数のイオンモールが多い街。
(イオンモール:イオンの中でも売り場面積の広い大型ショッピングモールのこと)
しかし、『イオンモール熱田』がオープンした2003年当時、名古屋市内にあったのは下記の2店くらいでいした。

  • ダイヤモンドシティ・ワンダーシティ(2009年建て替えmozoワンダーシティ)
  • イオンモール名古屋みなと(2021年閉店)

その後、名古屋市内に立て続けに下記イオンモールが出来ていきます。

  • イオンタウン 千種(2005年)
  • イオンモール ナゴヤドーム前(2006年)
  • イオンモール 大高(2008年)
  • mozo ワンダーシティ(2009年)
  • イオンモール 新瑞橋(2010年)
  • オンモール名古屋茶屋(2014年)
  • イオンモールNagoyaNoritakeGarden(2021年)・・・

現在のような天候に左右されず中央に吹き抜けがあるモールは、名古屋では『イオンモール熱田』がさきがけだったように思います。

▲2023年は『イオンモール熱田』が開業してちょうど20周年。

概要

SC名  イオンモール熱田
(旧イオン熱田ショッピングセンター)
核店舗名 イオン熱田店
(旧ジャスコ熱田店)
モール開業日 2003年7月5日(土)
ソフトオープン日 2003年6月26日(木)
住所 愛知県名古屋市熱田区六野1丁目2番11号
専門店数 約150店
敷地面積 65,719m2
延床面積 130,056m2
総賃貸面積 約47,000㎡
設計・施工 株式会社大林組
営業時間 専門店街:10~21時

4階レストラン街:11~22時

イオン熱田店1~3階:9~23時

イオン熱田店1階食品売場:8~23時

駐車台数 約3800台
駐輪場数 946台
商圏 約72万人、約32万世帯

都心の4層モール

『イオンモール熱田』の専門店フロアは4階まであります。横にではなく縦に長いイオンモールになっているのも特徴。

▲商業フロアが4階まであるイオンモールは全国でも多くない。
▲4階もあるため上下に動く広告があるのもポイント。

2023年4月にオープンした総合医療クリニック

『イオンモール熱田』では2022~2023年にかけて大規模なリニューアルが行われました。3階のかつてスポーツオーソリティがあった場所が改装されて『あつたモール総合クリニック』が誕生。イオンで買い物ついでにクリニックにかかることができる手軽さが魅力です

▲クリニックの目の前に広場がある。

一緒にできた広場の「あつまるぱーく」は開放的な空間。イオンリテール株式会社と名古屋女子大学が産学協定を結び、学生のアイディアが詰まった広場です。隣接するスターバックスコーヒーを片手にゆっくりと過ごせます。

▲クリニックに近いエレベーターの内1機は、3階クリニック直通エレベーターになっている。
▲3階クリニックの隣にもイオン薬局があるので診察後すぐに薬を受け取れる。

ペットも健康に

4階の駐車場から入口に入ると、すぐにイオンペット株式会社が運営する『ペテモ』があります。イオングループのイオンペット株式会社ではペット用品の販売だけでなくトリミングやペット動物病院の運営も行っています。

▲通常の専門店の入口とは離れている。
▲他のイオンモールでは見かけないペット救急用の駐車スペースがある。

ペット救急用の専用駐車スペースがあり、緊急時にペテモ動物病院に駆け込みたい時もすぐに駐車できるのは安心ですね。

豊富な飲食店

『こもれびKitchen』は2階にある座席数700のフードコート。2021年にフードコート中央に100インチの巨大ディスプレイが付きました。

飲食店は『ケンタッキーフライドチキン』『銀だこ』『いきなりステーキ』『ディッパーダン』『スガキヤ』『リンガーハット』『サーティワンアイスクリーム』『柿安』など有名なチェーン店も多くよりどりみどり!

フードコート奥のガラス張りからは外に走る電車も見られるので鉄道好きにはたまらないかもしれませんね。

▲チェーン店のラインナップが豊富な『こもれびKitchen』

4階レストラン街

『イオンモール熱田』のレストラン街はイオンモールでは珍しく一番上のフロア一帯がほとんど飲食専門店が入るスタイルとなっています。2階のフードコートと同様に西側にある『フェスタガーデン』や『マリノ』などでは外の景色を見ながらゆったりと食べられるのは気持ちいい。

▲イオンモール内で回転寿司が食べられる『にぎりの徳兵衛』
▲イオえもんが『イオンモール熱田』で一番訪れている専門店『フェスタガーデン』。食べ放題でから揚げがおいしくて無限に食べられる。
▲2003年のオープン当時から入るお好み焼き屋『鶴橋花月』。店員さんがしっかり焼いてくれる。
▲2022年に東海地方初出店した『グリル蔵敷』。2023年には『イオンモール豊川』にもオープンした。

冷凍食品売場が充実:『イオン熱田店』

オープン時のコンセプトは「私が一番ここちよく買物できる店」。
そのためか、5mの高い天井高、12mの広い柱間となっており、広々とした空間が特徴。

今でこそイオンと言えばこのような天井の高い売場が当たり前になっています。しかし、2000年以前にオープンしたイオン(ジャスコ)では、天井高はここまで高くありませんでした。

▲広々としていて遠くの売場まで見渡せる。
▲広々とした冷凍食品売場。

また近年イオンは冷凍食品売場にも力を入れています。2022年のリニューアルでは、冷凍食品売場を1.5倍に拡大しました。

▲クロワッサンやマカロン、牛ひき肉のパルマンティエなどフランスの冷凍食品が気軽に買える。

2023年9月にはイオンが日本で運営するフランスの冷凍食品専門店「ピカール」も導入し『イオン熱田店』の冷凍食品売場がさらに充実しました。

イオンモール熱田アネックス

実は『イオンモール熱田』には外部棟の『イオンモール熱田アネックス』があるのをご存知でしょうか。2018年にオープンし、現在は『イオンバイク』と『ゴールドジム』が入るスポーツ系の専門店が入る棟になっています。

▲『イオンモール熱田』からは約300mほど外を歩いたところにある。

元々この建物は居抜き店舗で、名古屋でスーパーマーケットを展開する「フィール」→「熱田アーバンボウル」を経て『イオンモール熱田アネックス』となっています。もっと昔はここには明治時計の事務所があったようです。

▲『イオンモール熱田アネックス』の裏側は現在もスーパーの搬入口の名残があり、それを活かしてなのかイオンネットスーパーの配送拠点として使用されている。

インバウンド推進:大型観光バス駐車場

『イオンモール熱田』の裏側の駐車場にはひっそりと大型観光バスの駐車場があります。
コロナ禍では海外からの観光客はあまり見込めない状況かもしれませんが。
徐々にインバウンド需要も回復しているようですし、イオンモールに海外からの観光客があふれる日も来るかもしれません。

▲名古屋市内の中心部にあるため、名古屋の観光ついでに寄りやすい?
▲イオン直営の家電量販店「ホームコーディスマート」

その他にも、イオンの家電量販店の中でもより充実した品揃えの「ホームコーディスマート」も導入されています。インバウンド需要を取り込むため?

市道を命名:あつたハピネス通り

名古屋市のネーミングライツ制度で2019年に『イオンモール熱田』前の市道が「あつたハピネス通り」と命名されています。

▲ネーミングライツ制度で名付けられた「あつたハピネス通り」

対象の区画は金山橋から『イオンモール熱田』の南端までの970mとなっています。名称にも単にイオンと付けるのではなく「ハピネス」と名付けていることからも「健康」や「幸せ」的ことを意識しているのかもしれませんね。

▲無料シャトルバスや徒歩など多くの人が「金山」駅からここを通って『イオンモール熱田』に行くためネーミングライツ取得も納得。

イオンモール熱田の今昔

先述したように、『イオンモール熱田』は元々大同特殊鋼株式会社高蔵製作所があった場所。1990年頃と2020年の航空写真を比較してみました。

▲『イオンモール熱田』の今昔(国土地理院地図より)

1999年頃に大同特殊鋼はここの工場を閉鎖し大型商業施設を建設するとの発表をしていました。当初はジャスコだけでなくユニーや西友などにも打診をしていたとのこと。

ここにイオンモールではなくユニーや西友の大型ショッピングセンターが出来て大繁盛という世界線もあったかもしれません。もしそうだったら、ここまで名古屋市内にイオンモールが増えていなかったかもしれませんね。

交通利便性の高さ

『イオンモール熱田』では平面・立体駐車場を合わせて3700台の駐車スペースがあります。さらに、駐車料金は入庫から3時間無料のため、車でのアクセスがしやすいイオンモールです。

▲『イオンモール熱田』のHPより引用

駅からは離れているが公共交通機関のアクセスがしやすい

『イオンモール熱田』は交通の便が良い点が魅力。

イオンモールといえば、郊外で車必須の立地という印象が強いかもしれません。しかし、名古屋のイオンモールは意外にも駅近にあることが多いのです。

『イオンモール熱田』はJR「熱田」駅から近いことはもちろん、名古屋の副都心でもある「金山」駅から徒歩20分。
さらに、「金山総合」駅南口から無料シャトルバスが出ています。平日は15分に1本、土日祝日は10分に1本もバスが出ていて便利。

「金山」駅からは約1キロほど(徒歩約20分)なので意外と徒歩で来店する人も多いようです。

▲無料で「金山総合」駅とイオンモールを行き来できるのはうれしい。

「金山総合」駅以外にも周辺のJR「熱田」駅や名鉄「神宮前」駅からも熱田区周辺を巡回する「イオンモール熱田巡回バス」が出ています。こちらも料金は無料。

▲こちらも料金は無料。1時間に1本と「金山総合」駅からのシャトルバスよりかは少し本数が少ないので注意。
▲名鉄「神宮前」駅のイオンモール熱田巡回バスのバス停は西口のたから写真館前にある。

おまけ1:ザ・ライオンズミッドキャピタルタワー

▲『イオンモール熱田』の1階食品売場は23時まで営業しているため、コンビニ感覚で行けるのは羨ましい。

『イオンモール熱田』の真横にある超高層マンション『ザ・ライオンズミッドキャピタルタワー』。こちらのマンションは、イオンとの間にひっそりと入居者用通路があります。
日々の買い物はほぼイオン?便利すぎて羨ましいです。

まとめ

以上、『イオンモール熱田』について簡単にご紹介しました。

今回は触れませんでしたが、2003年のオープン当時には全国の有名ラーメン店を集めた『ラーメン哲人館」』や、昭和30年代の名古屋駅前商店街の街並みを再現したナムコの娯楽コーナー『縁起街一丁目』など、他のショッピングセンターにはないテーマパークのような雰囲気がありました。

その後は、2012年に『H&M』(スウェーデン発のファッションブランド。名古屋2号店)などが入って話題になりました。

オープンして20年が経ち、現在はクリニックやゴールドジムなどが入るすごしやすく健康的なモールになっていました。

イオンモール熱田だけじゃない「熱田」のイオングループ

そう、「熱田神宮」周辺のイオンは、『イオンモール熱田』だけじゃないんです。
いくつかイオンの系列店を見つけましたのでご紹介します。

【熱田区神宮前】 キャンドゥミュープラット神宮前店

名鉄「神宮前」駅東街区の再開発で2021年に完成した『μPLAT神宮前』内にもイオングループの『キャンドゥミュープラット神宮前店』が入っています。

(2021年にキャンドゥがイオングループ傘下に入ったの、ご存じでしたか?)

▲『μPLAT神宮前』は4階建てで1階には食品スーパーの『パレマルシェ 神宮前店』が入る。
▲3階にキャンドゥが入る。電車から降りて約50mで来れる近さ。

ちなみに『μPLAT神宮前』が出来る前に建っていた名鉄神宮前ビル東口ビル1階にはイオン銀行のATMが入っていました。

【熱田区熱田神宮西】 ミニストップ神宮西駅前店

地下鉄「熱田神宮西」駅の4番出口を出てすぐ目の前にあるミニストップ。300m北にもセブンイレブンがありますが、地下鉄の駅に最も近いコンビニなので通勤・通学時に便利。

▲マンション『エスポア神宮西』の1階に入る。

ただしミニストップの代名詞ともいえる「イートインスペース」がないミニストップのため店内飲食したい方は要注意。

おまけ2:イオンディライト 愛知営業サイト

商業施設やマンション、病院などの建物の保守・点検・設備管理をするイオングループのファシリティマネジメント事業を担うイオンディライトの営業所。

▲名鉄「神宮前」駅から徒歩約7分。駐車場にはイオンディライトの営業車がたくさん並ぶ。

以前は住宅建設業者の株式会社ザイソウハウスの本社が入っていたようです。2019年頃からイオンディライトの事務所として使用されています。

おわりに

今回は『イオンモール熱田』についてピックアップしました。イオえもんにとっても20年間よく来ているイオンです。

もう閉店しましたが、ここのタワーレコードで初めてCD買ったことや、食べ放題『フェスタガーデン』に昔から家族と来ていたなぁなど、色々思い出が蘇りました。

振り返ると、何気ない思い出がいっぱい詰まっているのもショッピングセンターの魅力なのかもしれませんね。

ABOUT ME
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イオえもん
1992年名古屋生まれ。2007年にイオンに目覚め、現在は医療従事者として働く傍ら東海地方のイオンを中心に全国飛び回っています。毎日イオンを補給したいがためにイオンの真横に引っ越したくらいのイオン好き。イオン好きの視点から東海地方のイオンの魅力を紹介していきます。