ブリヨンのレトロ喫茶店

ブリヨンのレトロ喫茶店【千種区本山】の純喫茶『西原珈琲店 本山本店』に行ってきました!

○○珈琲店

この文字を見かけると二度見しちゃうのは私だけでしょうか。

きっと何年もこの地にあり続けてるんだろうなぁ…とか勝手に思いを巡らせてしまいます。
それを言うなら星野珈琲店もあるじゃん!とか言わないで..

そんな今回は、珈琲店と名のつくお店は、本山エリアに本店を構えるこちらです。

西原珈琲店 本山本店

あこがれの街、本山

▲なかなか情報量の多い看板。つい立ち止まっちゃうよね。

場所は地下鉄東山線・名城線「本山」駅5番出口から徒歩1分

四谷通り沿いの愛知銀行さんのお隣にあるビルの3Fにあります。

▲名古屋市内でもトップクラスの人気住宅街「本山」

名古屋で一番人気の地下鉄東山線沿線&名城線も利用できて利便性抜群、かつ、駅前を抜けると広がる閑静な住宅街・・・
名古屋で暮らすなら、真っ先に「本山」と挙げる人も少なくないこのエリア。

三河民の私からしたら、憧れの名古屋の地名の一つなのです。
(三河はトヨタのお膝元として潤ってるから住みたい街ランキングではかなり上位なんですよと謎のアピール)

完璧にレトロな店構え

そんな本山の雰囲気にぴったりな落ち着いた純喫茶『西原珈琲店』。

実は栄店にはお邪魔したことあるのですが、本店に行くの初めてです。

入り口には黒い木の板に美味しそうなデザート写真が貼り出されています。

年季を感じられる建物も純喫茶を楽しむポイントの一つ▲階段のタイルもレトロ。好き。

何食べよう…と考えながら、このレンガのようなオレンジ色のタイル?
が貼られた階段を進んでいきます。

踊り場から見える看板のテイストも、昭和の香りが残っててかわいい〜!

▲これでもかというくらい私のツボを押してくる看板のデザイン

これだよこれこれ〜と今回も同行してもらった友達に話しかけると
何が?とでも言いたいような表情だったけど、うん、気にしません。

▲扉も、取っ手も、ランプも、全部完璧

はい!こちらが入り口です。

はぁ〜〜!!!完璧!

この黒く塗装された木の扉に、上部のメッキが剥がれた取手。
オレンジの暖かいチューリップ型のランプ。

入店前のアプローチで、ここまでテンション上げてくれる喫茶店があるんですね!!

ありがとうございます。(?)

店内の様子

というわけで、心の中でスキップしながら扉を開けて店内へ。

内装からメニューまで黒で統一されたシックなインテリア

▲黒で統一されたシックな店内は時が止まっているかのよう

落ち着いた照度の店内。入り口と同様、黒く塗装された木材でシックにまとめられています。

これは居心地いい喫茶店に間違いないはず。
そう思いながら店内見渡すと、お一人様が多いことに気づきました。

絶妙な音量のクラッシックがかかっている店内は
読書しながら珈琲を楽しむのにいいんだろうなぁ。

▲比較的空いている店内は落ち着いて過ごせる空間

土曜日のお昼時に行きましたが、比較的空いている店内。
どこでもおかけくださいと案内されたので一番手前のテーブル席につきます。

▲味のあるメニュー表
▲黒い皮に白いペンで書かれたメニュー表にはどこかで見覚えが・・・

皮に白いペンで書かれた独特なメニュー。
こういうこだわりも純喫茶を楽しむ上で欠かせないポイントですよね。

でもこの皮のメニューどっかで見たことあるなー。

スマホのカメラロールの喫茶店フォルダを漁ると
なんと、栄駅にある「カーベハーネ」とほとんど一緒じゃないですか。

調べてみると、どうやら系列店みたいです。
どうりで店内の雰囲気もどことなく似ているわけです。

今回は取り上げませんが、カーベハーネは地下にある喫茶店で
アップルパイが美味しいんですよ。

またどこかで取り上げれたらいいですね。

スペシャルブレンドと西原プリン

私は今回ど定番にスペシャルブレンドを注文しました。

そして、『西原珈琲店』といったらプリンが有名なんです!

喫茶店と一番相性の良いデザートといったら
100人中80人くらいがプリンと答えますよね!?

それくらいプリンは苦い珈琲と相性いいんですよね。

もちろん注文。

しばらく店内を見渡しながら待つと

▲昔懐かしいダイヤル式の電話がある

電話がリンリンと。

今時そんな音でる!?と驚きながらその方向をみると、
店員さんが受話器をとって「はい、西原珈琲店です。」と電話受けてました。

今でもこのタイプの電話を実際に使ってるなんて!

友人と2人、顔を見合わせてびっくり。

そういえば、ダイヤル式の黒電話は祖父母の家で小学生の頃まで使ってたなぁ。
ダイヤル回すたびに指が切れるんじゃないかってヒヤヒヤしてた気がする。

友達にそんな話してるといつの時代だよって言われたけど
きっと幼少期に使ってるの見たことある人いるよね?いるよね??

そんなこんなで店内を堪能してると
プリンと珈琲が運ばれてきました〜!

むっちりずっしり硬めのプリン

▲繊細なティーカップに注がれた珈琲とむっちりずっしりとした硬めのプリン

繊細なティーカップに注がれた珈琲とむっちりずっしりとした硬めのプリン

まずは珈琲をいただきます。
一杯ずつ豆を挽いて淹れる本格炭火焼珈琲だそう。

▲コーヒーカップは大倉陶園のブルーローズ

ごめんなさい、私、珈琲に詳しくないため何も語れません。笑
下手なことは言わないでおきますが、スッと頂けました。

そしてメインのプリン

▲むっちり硬めの大きなプリンはバニラアイス付き&たっぷりカラメルソース

珍しく四角く分厚くカットされたプリンは
二人で一つシェアすれば十分ってくらい大きくてかなり濃厚。

低温でじっくり焼き上げてるんだとか。

横から見てもこの分厚さ!

▲見て!この分厚さ!

さっそく頂きます。

まずはプリン単体で。

プリンの上っ面なのかな?表面に近い方は
スプーンを入れるのも少し抵抗が伝わってくるくらいのむちむち感。
カスタードに近いような味わいでした。

反対に下側はプリンのぷるぷる感が味わえる。
一つで二つの食感が楽しめて幸せ…

お次はバニラアイスと一緒に

▲卵・カラメル・アイスの3コンボ

アイスの甘さ・カラメルの苦さ・プリンの卵感の3コンボで
なんて形容したらいいのか分からなくなってましたが、とにかく完璧です。

気になるメニューがありすぎて再来店を決意

店内の雰囲気も相まって、幸福度の高い純喫茶ステイでした。

山ぶどうジュースやほかの手作りケーキも気になったので
また名古屋に帰ったとき注文してみたいな。

▲他にも試したいメニューがたくさん

休日に落ち着いた場所で一人の時間を楽しみたい人、
昔ながらの硬めむっちりプリンが食べたい人は是非足を運んでみてください。

西原珈琲店は、栄・本山・伏見と名古屋市内に3店舗展開してます。

栄店は混んでることが多いので、ゆったりと過ごしたい方は
比較的空いている本山店、伏見店の利用がおすすめ。
(プリンも栄店では売り切れるのが早いんだとか)

▲これで600円は満足度◎

メニュー名:西原プリン

価格:600円

店舗:西原珈琲店本山店、栄店、伏見店

西原珈琲店さんのメニューや珈琲を紹介している
公式ブログもあるのでそちらものぞいてみてください。

▲素敵な純喫茶タイムをありがとうございました
▲雨の日は階段が滑りやすいので気をつけて

西原珈琲店公式ページ

店舗概要

【住所 】愛知県名古屋市千種区四谷通1-8ラフォーレ四谷3F
【TEL】052-781-482
【営業時間】10:00~22:00 日曜営業
【定休日 】年中無休

ABOUT ME
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ブリヨン
1997年愛知生まれ。大学時代に海外10ヵ国や国内(41都道府県)を旅行し、各地でみかける昔からある趣のある建造物を見ることが好きになる。趣味はゴルフ麻雀銭湯巡りと願わくばバブル期を経験したかった民。何を目指してるのと言われる週3の筋トレは精神安定剤。